ラーメンの里帰り

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 上海から車で2時間、浙江省にある「烏鎮(ウーチェン)」という水郷の街で2泊してきました。
 ここでまた日本ラーメンの先祖という興味深い看板のお店を発見。
 昨日のブログに書いた「親愛」の簡体字の説明を補充しながら、先ずは「川石軒拉面店」の写真から話し始めます。

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川石軒烏鎮店
お店の旗は「面」とあり「麺」の略字。
水郷の「郷」は左の「?」。拉面産品の「産」が「?」。








中国の江南水郷から由来し、三百年前に、儒家の大家、朱舜水が作っ水麺が、日中文化交流の証として日本ラーメンの先祖に認定された。と、記してある。



さっそく暖簾をくぐり、豚骨スープの水麺に2種の漢方薬とがのったラーメンを試食しました。豚骨スープは日本味、麺は佐野ラーメンに近く、なかなかに美味しかった。たぶんお店のオーナーは日本留学からの帰国者だろう。

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日本で初めてラーメンを食べた人は、水戸黄門と言われ、そのラーメンは儒学者の朱舜水の水麺とされています。川石軒の前にラーメン一椀を、水戸黄門に手渡している銅像が建つています。
ついに打ち切りとなる「水戸黄門」の最終回には、ぜひともこのストーリーを!

とんだところで黄門様にお会いできた。こういう面白さがあるから、旅はやめられない。

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このページは、三休が2011年7月20日 23:14に書いた記事です。

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