臭れ縁

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 上記の写真は私の大好物、
西塘で食べた「臭豆腐」。
 街を歩いていてこの臭いをかぐと「たまらず」吸い込まれるようにして近かずき、気がつけばいつの間にか食べ終わっている。多くの外国人はこの臭いが「たまらず」、店の前を迂回して通るようで、観光局は臭豆腐の臭さを抑えるよう通達している。なぜか同じ「たまらず」でもこうも違うのか。日本人の食通でもこれだけは駄目と言う人が大半です。
 私は道端の売店や屋台で揚げ物を食べないようにしているが、臭豆腐だけは自制がきかないでいる。先日の
西塘」でも朝昼晩に3食。臭豆腐の発祥の地という「紹興」でも然り、臭さに釣られどこまでもです。
 さて中国の食用油ですが、当地では前から知られていていることで、最近になりマスコミで大きな話題となっている「地溝油」という下水油があります。飲食店の厨房から排出され食用油が、下水に流れて上辺に浮いた油を汲み集め、一昼夜かけて濾過し、加熱、沈殿分離させた物を「再生食用油」にして低価格で小さな飲食業者に転売されています。
 私自身も下水から油を(たぶん中には工業用も)汲み取っているところを目撃して以来、食事は高級レストランや外資系のファーストフード店でとるようにしています。そして、できるだけ揚げ物や加工食品は食べないよう心がけています。
 人口14億人の国ですから、食の安全は自分で守らなければならないわけです。なにせ某地方(実は私の工場地)の食品薬品監督局の局長が、ランチの時に「同僚と決まった食堂で食べ、安全な食用油をお店に預けて調理してもらっていた」と、告白しているくらいなのですから。
 そうだとは、「わかっちゃいるけど、まぁ、いいか」と、臭豆腐だけは止められずにいます。もしかすると私と中国との長いお付き合いも、わりかしこんな臭れ縁の関係なのかも知れない
、、、

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このページは、三休が2011年10月22日 02:06に書いた記事です。

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