ゴリラが帰ってきたぞ〜

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 松井秀喜選手がフロリダ州のタンパベイ・レイズとマイナー契約を結んで、アメリカ大リーグへ帰ってきた。年齢的に一年浪人する余裕もないだろうし、37歳の指名打者だけの契約では高額選手なのだが、彼にはこんな形で引退などさせたくなかったし、彼は自分で引退を決められる選手だと思うので、一時はどうなるものかと気になっていたがこれで安堵した。今季は所属が決まらないままアメリカでトレーニングを続けていたという

 レイズのマドン監督は、松井が大リーグデビューした時から注目し、「勝負強い打撃と真摯に野球に向き合姿勢が素晴らしい」と語っているから、たぶんメジャー復帰を前提にした契約だろうと思う。松井はまだメジャーで十分にやれる力があるので、今シーズの活躍を期待したいものです。できたら「ここに松井あり」で、チームをプレーオフにまで引っ張っていってもらいたい。
 松井がヤンキーズを去って以来、私もヤンキーズとさよならして、一度もヤンキースタジアムに足を運んでいない。野球も見ていない。
 さすがレイズだ。低予算の地味な球団だが、若手にこれからスターに育ついい選手がいてチーム力も高いので、松井に合っていると思う。私もこれからはレイズのにわかフアンとなって松井の花道を応援したい。そして、非情ヤンキーズが苦手とするチームでもあるから、おおいにヤンキーズを悔やませてもらいたい。
 ヤンキースの監督は、松井のレイズとの契約に、「本物のプロで人間としても素晴らしい選手を獲得した」、「私にとってはヤンキースのすごい選手。昨季後半はとても良かったし、チームにいい影響を与えるだろう」とコメントしている。
 私は松井の姿勢に古き誠実な日本人を感じてしまう。ベースボール・プレーヤーでなく、野球選手の感じがして、他の日本選手と違った思い入れがある。今シーズンにヤンキースタジアムで、同じ歳のベテラン黒田選手が投げて、松井選手と勝負するようなら、数年ぶりにスタジアムへ応援に出かけようと思っている。もし、ダルビッシュとの対決でもあるようなら、テキサスまで飛んで行きたいものだ。

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このページは、三休が2012年5月 2日 02:39に書いた記事です。

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