パスポート

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IMG_0792.jpeg 今日ニューヨーク日本領事館へ行き新しいパスポートを取得してきました。有効期限が2023年5月までとあり、まっさらな通行手形を見ながら、さてこの10年間に何をやろうかなと考えてしまった。
 私の人生の時空を競馬で例えれば、第3コーナーを回りまもなく第4コーナーにさしかかる所となります。まだアゴが上がっていませんのでこのまま前に向かって疾走しようと思っています。お楽しみはこれからでして、目下「10カ年計画」の作成中です。
 そんなことでアメリカ情報機関が分析した「2030年世界はこう変わる」(講談社)を購入して近未来を覗いてみました。この報告書は大統領選挙に合わせて4年に1度更新され、新(再任)大統領にレポートするもので、アメリカがこれからどのような国家戦略を採るべきかの参考資料となっています。
 大筋において近未来世界のトレンドとして参考になりますが、所詮、未来予測など外れることが多いので、報告書は最善と最悪のシナリオの提起となっています。

 この報告書をみますと、アジアは中国、インド重視に偏り、腹が立つほど日本軽視になっています。最悪のシナリオで行くと日本は消滅同然となっています。もっとも日本はデフレ経済のなかで失われた20年が続き、さらに大震災と民主党政権の無能政治の情況では、悲観的な予測になるのも理解できます。いかに民主党政権が日本をここまでだめにしたかがよくわかります。このまま行けば日本は沈没でした。日本もなめられたものです。
 幸い日本国民は危機に敏感でして、最悪のシナリオから最善のシナリオへ面舵をきり、「2030年」の予測シナリオはわずか半年足らずで外れてきました。安倍首相の一連の動きも、昨年12月の時点でこの報告書を読まれての行動かと思います。どうりで日本の変わり身の速さにオバマがたじろぐはずです。ここで世界に向かって日本の本領(底力)を見せてやるといい。
 私も最善のシナリオに沿って、新しいパスポートに「10カ年計画」の作成に入りたく思っています。

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このページは、三休が2013年5月11日 09:43に書いた記事です。

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