マレーシア航空

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   「またか!」マレーシア航空の惨劇は気の毒で言葉を失ってしまう。
 3月に239人を乗せたフライトが失踪しいまだに発見されぬままなのに、今度は298人を乗せたフライトがウクライナの東部上空で撃墜されてしまった。
3月の失踪は謎のまま迷宮入り、おそらく今回も双方の非難合戦と責任のなすり合いだけで封印され、一時の悲劇で終わってしまうのだろう。犠牲者の無念を思うといたたまれない気持ちです。
 心より哀悼の意を表します。合掌。

 それにしてもですが、他の航空会社が内戦中のウクライナの上空を避けて、南寄りルートで迂回して飛んでいたのに何故そうしなかったのだろう。マレーシア航空は3月の失踪で経営危機にあり、経費削減で最短距離を飛行したのだと思うが、如何なる理由があれ高度1万メートルの上空を飛んでいる民間機を、地対空ミサイルで撃墜するなど許されることでない(正しい者に味方する、僕らのハリマオはいないものか)。
 数年前になりますが、中国の瀋陽から成田空港へ帰る時、日本の航空会社がこの区間を飛んでないので、中国の飛行機を利用したことがありました。そうしますと機内のモニターで飛行線を見ますとなんと北朝鮮の上空を飛んでいました。思わず窓から雲海を見下ろし、もしこの雲の中から突如ミサイルが飛んできたらと思うと緊張しました。同時になぜ日本の飛行機が飛んでないのか了解し、また中国の飛行機が北朝鮮の上空を飛んでいる間は、朝鮮半島に有事はないだろうと考えました。しかしそれ以来、瀋陽に行く時は大連か上海を経由して行くことにしています。海外での自己責任の危機管理です。
 前回フィリピン航空でマニラから上海へ飛行した時、最短距離の台湾海峡の上空を直に北上するのかと思いましたら、意外やアレレの空路を飛んでいました。空路については書きませんが国際政治の本音の裏街道でした。上空に民間機が飛ぶ地域はとりあえず安全と見てよい様です。来月はハノイを予定していますが、さてどのコースを飛ぶのだろうか。
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 南沙諸島と石油掘削リグ装置

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このページは、三休が2014年7月21日 23:23に書いた記事です。

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