2014年、さようなら

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9784822225193.jpg いよいよ今年もカウント・ダウンです。上の画像も馬から羊に変わります。
 今年をふりかえると飲水法と玄米の食事を始めたことが生活習慣の大きな変化でした。最近の体調のよさと、冬場に皮膚が乾燥しないことからからみて効果がありました。それに玄米のため咀嚼する回数が増えたので脳神経を刺戟し、胃腸にもやさしくなったようです。

 今年最後の本は「ユダヤ人とクラシック音楽」本間ひろむ著(光文社新書)となりました。以前から「屋根の上のバイオリン弾き」に魅かれユダヤ人とクラシックの関係に興味があったので面白く読みました。ユダヤとバイオリンは切り離せません。「屋根の上のバイオリン弾き」はローマ皇帝によるユダヤ人虐殺の時に、逃げまとう群衆の中で独り屋根の上でバイオリンを弾く男がいた故事から来ています(シャガールがこれを絵にしています)。そしてそれが今になっても屋根の上でバイオリンを弾いています。ユダヤ人の宿命なのでしょうか。私はブロードウエイのミュージカルと映画でも何度か観賞し、その度にユダヤのバイオリンの音に魅せられ羨望をしてきました。
 しかし、この本を興味深く読みながら同時に後悔が生じました。音楽は耳で聞くもので、目で読むものでなく、耳で楽しめばいいものを、知らなくてもいい暗部まで読んだことで、バイオリンのE線が切れたように雑音が入ってしまいました。音楽は音楽だけを楽しめばいい。この本は必要なかったので年越しとともに雑音を消し去りたく思っています。
 そして、「ニューズウィーク日本版」1/6号の特集「2015年の世界を読み解く」で年を越し、元旦は「日本の未来図2030年」(日経BP社)から入ります。これは米国国家情報会議編「2030年世界はこう変わる」で、日本の力を低く予測して大外れになり、それに対抗した日本版となります。年頭で早くも眼差しは2030年です。
 それではみなさんどうぞよいお年をお迎えください。
 2015年もよい歳にして行きましょう。

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このページは、三休が2014年12月31日 09:25に書いた記事です。

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