時差ぼけ老害

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IMG_1077.jpeg             (公園の散歩路)
 6月7日ニューヨークに戻り公園の散歩を再開しました。

 初日は公園一回り3200メートル、足をつりながらの散歩でした。ひと冬と花粉シーズンの間は公園の散歩を中断しているのですが、短期間にこうも足の筋肉が衰えるものかと自分でも驚きです。やはり散歩は運動の基本のようです。
 散歩してやっと時差ぼけを調整したら、またして時差の中へ再突入する準備です。季語を詠む芭蕉が時差の妙を知ったらなんと発句するのか興味深いところです。
  「時かすみ お天道様に 道を問う」(三休)

 このところ政界を引退した時差ぼけ老人が、マスコミを徘徊しています。国民にあれほど迷惑をかけた河野洋平、村山富市がそろって記者会見して自画自賛したのには、呆れて開いた口がふさがりませんでした。河野洋平の顔は戦後の偽善を象徴していて反吐がでます。ついで武村正義、藤井裕久、山崎拓、古賀誠(敬称略)、亀井静香(彼だけかろうじて現役)ら、あの醜い政権交代劇を演じた同士たちの記者会見でした。せめて引き際くらいは春風の如しと願いたいものだが、矜持を知らない「俺様」が政治家なのでしょう。もう顔も見たくないのになんで今さらなのか、なんとも醜い時差ぼけの老害です。その点では中国は引退した政治家がマスコミの表面に出ることを禁止していますので(裏ではやりますが)、さっぱりしています。
 馬渕睦夫氏の言葉を借りれば、政治家は国益のために働いているか、自利のためにやっているか、どこの国の利益を代弁しているかで評価できるのですが、彼らは何ゆえに今さらなのでしょう。もう若い世代に委ねればいいのにいまだに「俺様」です。権力の未練を断切れないようなら、こちらから成仏するよう南無阿弥陀仏です。

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このページは、三休が2015年6月16日 01:57に書いた記事です。

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