KY憲法学者

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IMG_1245.jpeg       (会社のゴミ箱、8月からさらに大きなサイズに)
 我が家は本棚が書斎に3棚、1階に2棚、ガレージに1棚を置いています。書斎は思想と哲学関連(ビジネス書は前回ほとんど整理済み)、1階は中国関連と実用書、ガレージには読むこともなく、さりとて捨てられずにいる本となっています。

 「人生がときめく片づけの魔法」で、本は捨てられないモノのベスト3に入いっています。それを「一気に、短期に、完璧に」片づける方法は、まず本棚からすべての本を取り出す作業を飛ばしてはいけないとあります。しかし、私の書斎のスペースと本の数量からして物理的に無理があるので、作業を2段階に分けました。手始めにとにかく本棚から本を減らすことにし、後日すべての本を取り出すことにしました。
 夕食後の時間を利用して書斎の本棚をほぼ半減させ、買いだめの本は賞味期限切れとしてすべて捨てました。 今回は主に象牙の塔で霞を食べている学者と外野席の評論家の本をことごとく一掃しました。とっくの昔に学者と評論家にサヨナラしたはずでしたが、まだ本棚の片隅に残存していました。
 KY学者とサヨナラした一つの理由は、先日、国民を混迷させて全国に名を馳せた憲法学者がいます。数十年前になりますが、国際政治を研究している友人の紹介でその憲法学者と会食しました。何のために会い、何を話したかまったく記憶にないのですが、印象に残ったことは、私の目前で友人の面子を考えずにさげすみ、言葉の端々で彼を馬鹿にした口調だったことです。何かの傷害劣等でもあるのか、なにも自分を肯定するために彼を否定することもないのに、ずいぶんと不躾でした。まぁ、世間知らずの学者とはこんなもんかいなと呆れた次第。そんなこともありその学者が自民党憲法調査会の参考人に呼ばれた時に嫌な予感がしたのですが、やはりその通りになりました。して、この学者本も「ときめき」ながら、なんらのためらいもなく爽快にゴミ箱へ投げ入れました。ついでに瀬戸内寂聴尼の本も、、、
 このさい思いきって宇宙関連の本も捨てるつもりでしたが、油井宇宙飛行士がソユーズ船搭乗に成功したニュースで、ゴミ箱入りを寸前のところで逃れました。「地球はみなさんと同じで美しい」、やはり人類は大宇宙を目指さにゃ〜いかん。宇宙関連は残すことにしました。
 今週末から1階の本棚の片づけになります。衣類ならリサイクルに寄付できますが、本はそのままゴミ箱へ直行なので「ときめき」よりも、本の重みで心痛を感じています^^;    (続)

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このページは、三休が2015年7月24日 23:42に書いた記事です。

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