傾国・チャイナブルー

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IMG_1301.jpeg ニューヨーク・マンハッタン中華街のはずれに在る素敵な上海料理店を発見しました。お店が「傾国・China Blue」という詩的な名前に魅せられて出かけてきました。
 「傾国」とは、楊貴妃のような「絶世の美女」の含みがありまして、一目みれば君子が心を奪われ城を傾け、再度みれば国が傾くという実話の喩えからきています(心情としてわかるな〜)。まぁ「絶世の美女」を「お金」に変えれば、今の中国になるのかも、、、、
 たぶん店のオーナーはセンスのいい上海女性だと思うのだが、絶世の美女を見たさにでかけました。内装の雰囲気は懐かしき上海で、料理は量が控えめで美味しく、ウエイターのサービスも洗礼されていて、価格の方もまずまずでした。内緒にしておきたいお店ですが、そのうちにミシュランが星をつけることでしょう。
 実は私の直感で「傾国」の漢字を見た瞬時に、今の中国がイメージされてきたわけです。「一葉落ちて天下の秋を知る」いな「一漢字をみて天下の傾国を知る」です。     (続)

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このページは、三休が2015年8月11日 00:19に書いた記事です。

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