ローマ教皇・菊と刀

| コメント(0)
200px-Pope_Francis_South_Korea_2014.png               (聖なるパレード)
 22日、フランシスコ・ローマ教皇がキューバからアメリカ東部ワシントン
DCに到着し、オバマ大統領家族と副大統領夫婦が出迎えました。54年ぶりとなるアメリカとキューバの国交回復の仲介を努めた平和の使者としての訪米で異例の大歓迎です。23日にオバマと会談、24日は法王として初めて米上下両院議会で演説を予定しています(先日安倍首相が演説)。27日はアメリカ独立宣言の地フィラデルフィアで野外ミサがあり、チケット1万枚が30秒で完売です。法王は世界平和、民主、人権についてスピーチすることでしょう。久しぶりにアメリカがキリスト教立国であったことを思いださせてくれます。
 一方、同日の午前アメリアカ西部ワシントン州シアトルに習近平主席が公式訪米、大手IT企業と会談し中国ビジネスは今がチャンスと演説、ついでボーイング社に立ち寄り旅客機を300
機爆買で札ビラ外交を展開中ですが、こちらは西部のローカルニュース。25日オバマと夕食、翌日に米中会談。希望した米上下両院議会での演説はていよく断られました。権威と権力(菊と刀)、権威はお金で買えません。
 習主席
最近つきが落ちてるようで、なんとも悪い時期の訪米になりました。中国側は神をも恐れず習皇帝が行くからローマ教皇の訪米予定をずらすようアメリカ側に要求したが(うすら馬鹿だね〜)、調整不可能との返答でした。
 いま中国にキリスト教徒が6000万人以上いるといわれ、その3分の2は非合法の地下信仰になっていて、最近またキリスト教徒の取り締まりを強化し、教会の取り壊が頻発しています。
その教皇とニアミスとはあまりにもタイミングが悪過ぎます。これは神の計らいなのか偶然なのか、あるいはどこかの組織による故意の計らいなのか(そうならすごい)。あまりにも出来過ぎたタイミングにかえって極秘にローマ教皇と習皇帝の会談があるのだろうかと穿ってしまいます。もしそうなら中国の国内が治まりつきませんが、信仰の自由、民主化の兆しとして教皇からお墨付きをもらえるでしょう。まぁありえん話しで、中国之白日夢。
1b07f675.jpg              (軍事パレード)
        (よく頑張ってますが、なにせ人口13億なので大変)

コメントする

月別 アーカイブ

この記事について

このページは、三休が2015年9月24日 01:32に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「うすら馬鹿」です。

次の記事は「この美しき世界に祝福を!」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。