俺たちの旅

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IMG_3091.jpeg 先週は舛添要一都知事の政治死のニュースを見て、今朝は鳩山邦夫元総務相の死去でした。
 両者とも成仏しない無念と思いますが、お悔やみ申しあげたい。脳も筋肉でアスリートの長距離レースに喩えれば、両走者は東大法
学部同期で、不動の1位の天才を除き2位3位を争うトップランナーでした。団塊世代のペースメカーとして、一人は銀のスプーンをくわえて生まれ、一人は貧困の境遇から這い上がってきました。
 私はかって鳩山邦夫衆議員は首相になって行くと思ってましたが、中途で失踪しました。一方の舛添都知事は自業自得で自滅しました。過去にどうように走って来たかはここでは言及しませんが、ここまで走り続けて来たことを良しとすべきなのか、まだまだ走れる力があったのか、団塊世代のトップランナーが同時に花を咲かすこと無く蓮葉の朝露のように消えたことになんとも言えぬ寂しさと無念を感じています。
 「吾ら死する時には、生まれてきた時よりも、この地上を少しでも美しくしていこうではないか」。団塊世代が後世にさしたる業績も残せぬまま一つの時代が終わりつつある様です。
  夢の夕陽は コバルト色の空と海
  交わってただ遠い果て
  輝いたという記憶だけで
  ほんの小さな一番星に
  追われて消えるものなのです (小椋佳)

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このページは、三休が2016年6月23日 00:07に書いた記事です。

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