日本の時代

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IMG_3124.jpeg イギリスのEU離脱に刺戟されて5冊の本を、同時生起に読みはじめてしまった。
*「こうして、2016年、『日本の時代』が本格的に始まった!」日下公人著。この人もうお歳ですから読まなくもいいかなと思いながらまた読んでいます。
*「昭和の天才仲小路彰」ー終戦工作とグローバリズム思想の奇跡--野島芳明著。終戦直後からすでに英米の世俗的で薄っぺらなグローバリズムに対抗して、昭和の天才が哲学的に深みをもたせたグローバルリズムとの融合を日本から発信しています。ちなみに私め仲小路氏のすこぶる不肖な孫弟子です。
*「世界を戦争に導くグローバリズム」中野剛志著。世界が危機的な緊張にあるいま、私が注目している異能な論客による反グローバルリズム。彼はまだ若いのに超優秀です。
*「奇跡の今上天皇」小室直樹著。1985年刊と古い本なのですが、小室直樹氏の本を急に読みたくなりました。読むと涙をさそいます。当時のマスコミ風潮の中で、天才と称されていた氏が、テレビ討論会で狂気な行動をとったことが、気の毒なほどに理解できます。きっと我慢ならなかったのでしょう。
*「世界の憲法を知ろう」--憲法改正への道しるべー、西修著。もし安倍首相の時に憲法改正がなければ、もう改正の機会、強いては日本の精神的な自立がないのではと思います。ここ2〜3年が勝負かと思いまして理論武装です。
 5冊ひとまとめの読書では効率がわるいので、週末までに1冊ずつにしようかと考えましたが、私の中では5冊が1冊のロジックとして連携していましたので、このまま平行読書しながら7月を迎えることにしました。その後で1週間ほどEUでなく、ヨーロッパの風に吹かれてきます。
 みなさんもよい7月をお迎えください。

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このページは、三休が2016年6月30日 08:52に書いた記事です。

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