スマホが神になる(続)

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10:23.jpeg AI(人工知能)とIoT(モノのインターネット)を、リードするアメリカのグーグル、アマゾン、IBM、マイクロソフト、フェイスブックの大手5社が、普及と啓蒙に向けた研究機関を発足させました。いずれもヒラリー・クリントンの支持社で、行き詰った国際金融グローバルリズムに代わりニュー・グローバルリズムとして近未来の方向性をリードして行くことになると思う。
 さて、20年ほど前になりますが、日本最年少25歳で工学博士を取得した天才君がニューヨークに来た折、「なぜ最年少で博士号を取得できたのか、知能指数(IQ)によるのか、この最年少記録は破られるか」と聴いてみました。
 彼の回答は「IQも少しは関係あると思うが、一番の要因は私がパソコンを駆使した第一世代だったからです。ですからこの記録は破られないと思う」ということでした。IQのハードディスクにIQ50倍の外付けメモリーから天才君が生まれました。彼はその後アザラシ「パロ」を開発し、世界一癒しのロボットとしてギネスブックに登録されました。かくしてその25年後、スマホのOSに使用目的別のアプリを外付けすることで一億総天才君の時代がきました。スマホが与える全能感でして、かなり神の領域に近ずいてきました。
 「スマホが神になる」の著者によると、生活規定の厳しいイスラム教徒にとりスマホが信仰を助けるものとして重用されてるということです。「ムスリムプロ」というアプリは、現在地にもとずいた1日5回の礼拝時間、メッカの方角を示すコンパス、イスラム暦のカレンダー、断食時間の表示、GPSで近くのモスク(礼拝堂)と食物規定があるハラールレストランの所在表示などで、彼らとスマホはとても親和性がよいようです。
 日本でも「デジタル・ネイティブ」と呼ばれるミレニアム世代は、パネルタッチのスマホを使い、キーボード付きパソコンを使えない若者が増えているといいます。いったい近未来はどうなるのだろう、、、神様に聴いてみたい。

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このページは、三休が2016年10月23日 19:57に書いた記事です。

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