あ〜満州・川白菜火鍋

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IMG_4671.jpeg 3月になりました。よい弥生月にしてゆきましょう。
 先日、中国系朝鮮族の知人に紹介された東北菜(満州)料理店に行きました。そこで「川白菜火鍋」を食べましたが、ほんと美味い。サイドに串に刺した焼き羊肉(モンゴル式)に満喫し、もう溜息がでてしまうほど幸せを感じてしまった。
 生ベーコンに近い豚肉と白菜に乾燥させた酸菜と春雨などに凍豆腐を入れ、豚骨だしに生姜とニンニクや八角などの漢方で味付けしたごった煮で、東北(満州、モンゴル、朝鮮)人が長い越冬の間に食べているサバイバル田舎料理です。
 「え、これが美味しいの」と言われてしまいそうですが、私の大好物でして写真を見るだけで食べたくなってしまう。私の東北好きの所以も、この滋味の郷愁に自分の前世は満州人か北方朝鮮族でなかったかと思ってしまうほどです。
 東北地方の満州族はほぼ消滅しましたが、朝鮮族が約270万人ほど居住しています。いま南北の朝鮮問題ばかりに目を奪われて、半島の上に在る朝鮮自治区に注目が集まっていませんが、私は彼らがやがて南下して朝鮮族サバイバルに大きく貢献してくるのではと見ています。彼らはチャイナの少数民族で朴訥勤勉で苦役に耐える強い心をもってます。
 最近、東北遼陽市の裁判所が、禁止されたキリスト教の資料を販売したとして牧師と4人のキリスト教徒に有罪判決を下したが、みな朝鮮族でした。ここでも民族の生き残りが展開されているのだと思います。
 歴史への問いかけとして、今世紀の後半に半島全域が朝鮮自治区になるのか、高麗連邦国として生存するのか、彼らの動向に注目したい。
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このページは、三休が2017年3月 1日 01:23に書いた記事です。

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