西朝鮮問題

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516+iH10A3L._SX311_BO1,204,203,200_.jpeg 米朝関係が緊迫するなか(日本の問題でもある)、中国の民主運動家でアメリカに亡命した陳破空著「米中激突」--戦争か取引かーを読んでみました。著者の名前をカタカナ読みするとえらい響きになるので、Mr.Po-Kong Chen でゆきます。
 中国人が見た中国分析は参考になります。彼の著書はこれで2冊目になるが、いずれも母国の民主化のため米中衝突に集点を置いている。「米ロ同盟」に怯える中国共産党よる対トランプ切り崩とし工作と取引が手にとるように書かれています。親中派の大御所だった ヘンリー・キッシンジャーが、いつの間にか「米ロ同盟」に転向していたとのことで、さすが老獪な現実主義者です。
 第10章「米中激突と朝鮮半島の動乱」で、米朝の問題はつまるところ中国問題の前哨戦に過ぎず、著者は中国を「西朝鮮」と巧い表現していました。アメリカはすでに対中戦略外交を見据えていて、対北朝鮮はその通過戦術に過ぎない。「米中の激突」はポスト北朝鮮問題と分析しています。極東の問題の根源は中国共産党独裁の覇権主義にあると言い切ってます。
 北朝鮮は金王朝の存続だけが全てで、中国共産党は党の生存だけが全て、いまだ19世紀の王朝感覚で民衆のことなど考えていない。中国共産党=中国ではなく、共産党軍=国軍ではないことを、切り離しを認識しておく必要がある指摘していました。これでは著者の陳破空が宦官ばかりの今の中国に住めるわけがない。
 
 

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このページは、三休が2017年8月17日 00:35に書いた記事です。

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