2017年9月アーカイブ

日本の心

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51ElcmfV3vL._SX339_BO1,204,203,200_.jpeg 今月はこの本を紹介して終えることにします。
 「美し国、日本の底力」、加瀬英明vs馬渕睦夫両氏の熟年いぶし銀対談です。実にいい感じで日本の文化力を語っています。
 国政選挙戦が近くなると、普段は立派なことを言っている多くの政治家が、たちまち右往左往しはじめ、お国のためより選挙がすべての本音をさらけ出し実に見苦しくなる。見たくない人間の性ですが、当選してなんぼの者ですから「まぁこんなもんかいな」と目をつぶって見ています。それをつい9年前の民主政権時代の悪夢を、すっかり忘れたふりしてマスコミが囃し立ています。国民投票で一度の失敗は許されても、二度の失敗は愚民となります。日本国民は隣国を笑えなくなる。それにしても政治の世界はやだね〜。ついて行けない。
 私はこんな時にいつも文化や歴史の本が読みたくなってしまう。
「美(うま)し国」の対談のなかに、本来の日本人は善とか悪とか、何が正しいく、何が間違いというような論理的な判断をせずに、「美しいか、醜いか」で分けてきた。「何が清くて、何が汚れているか」「何が美しく、何が美しくないか」の美意識で物事を判断し「感性を理性の上に置いてきた」と語っていました。
 今回も「日本のこころ」を大切にして、国人の美意識を信じたい。
私も在外投票でニューヨークまで出かけて行くことになってしまった。

 10月は選挙戦で喧噪のなか、日本、香港、珠海に出かけて、開通まじかの「港澳大橋」を見てくることにします。
 みなさんもよい秋を楽しんでください。
 

天地・白頭山

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images.jpeg 北朝鮮危機が緊迫しているなか、喧噪が大きくなればなるほど、私は呑気にも26年前に登った白頭山の山頂で眺めた、静謐で神秘な天池が想い浮かんできてしまう。
 北朝鮮と中国の国境にそびえる白頭山(2744メ--トル)は、約1000年前に記録史上最大の噴火を起こし、灰や岩石が日本まで飛んできたといわれています。火山は一般に構造プレートがぶつかる位置にありますが、白頭山(中国名:長白山)は、不可思議にも日本列島を形成した巨大な沈み込む地帯から1000キロ以上も離れたプレートの真ん中に位置してます。地層的にみると在るべきでない場所に在る火山となっています。
9:26.jpeg 私は北京から飛行機で長春まで飛び、バスで8時間乗り継ぎ北朝鮮との国境の豆満江まで行き、そこから白頭山の頂上に登り天池と称すカルデラ湖を、中国から向こう側の北朝鮮を眺めて平和を祈念してきました。天池は周囲12〜14キロ、水深は平均213メートル、最も深い所は384メートルといわれ、それが空からの光を受けることで静謐で神秘な色を映しだしています。1年に8ヶ月ほど氷に覆われています。
 白頭山は朝鮮民族の神聖なる山で、祖国の象徴であり最初の朝鮮国を作った王の生地とされ、朝鮮人なら一度は行ってみたい聖地となっています。日本神話でいう高天原といったところです。
 私は朝鮮族に会うと最初の話題は、白頭山に行って神秘な天池を観たことからはじめています。そうしますとそれだけで相手と打ち解けた会話に入ってゆけます。
 最近この山に微震が続き大噴火の可能性が囁かれはじめています。さらに先日この近く110キロ離れた所で水爆実験をやり、それに対応しアメリカのB1爆撃機もこの付近まで演習飛行をしました。しかし、こうした緊迫したなかで誰も白頭山をかえりみないことに胸が痛む。白頭山の天地を汚すことなかれ。
 民族が神話を失う時その民族も消滅する。金正恩よ、神話の復活のために聖地に戻り、天池に身を捧げ天の怒りを鎮めよ。 

Oh, My God. 神よ!

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God.jpeg このところ北朝鮮の危機についてニュースを追いながらあれこれ考えている。私が考えたところでどうこうなるものでないが、やはり目が離せない。
 今日も考えながら高速を運転していたら、前を走るゴミ清浄トラックの後ろに大きく"I believe in GOD.,, never panic just pray."(神を信じ、パニックにならず、ひたすら祈れ)と、書いてあった。たしかに我々一般国民にとっては、他力本願で祈るだけかと苦笑してしまった。神も憎いことをする。
 しかし、北朝鮮は神が留守してアジア・ニヒリズムだけが充満している。ひたすら祈るだけでいいのか。

一蓮托生

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IMG_5993.jpeg        (不忍池から弁天堂と上野公園の精養軒を望む)
 先日の日本出張は9月初旬でしたので、不忍池の蓮の華はすでに花弁が散り一面がはちすになった後でした。これは想定内でしたので、かくべつ期待もせず、例によって池之端から上野公園まで朝の散歩を楽しみました。
 そして弁天堂の裏方にさしかかると、「ずいぶん遅かったじゃない」と、私を待っていてくれたかのように一輪だけ咲いていました。
 思わず心眼を奪われ、一蓮托生でした。
   朝の気に いま開かんと 蓮の花 (川崎郁子)
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香港ヤムチャ

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Yamcha.jpeg 最近また香港の中国化など見たくないと、海外への移民が急増しています。彼ら多くは二重国籍でいつでも脱香港の体勢にしています。学生の留学先も中国を忌避してアメリカ、台湾、カナダ、オーストラリア、シンガポールを選択しています。
 そんななか先日の出張時に1933年開店の香港ヤムチャの老舗を見つけました。味付けは手間隙かけた昔の香港味にこだわっていました。今風のヤムチャの味に慣れた人にはどうかと思うが、これぞヤムチャだという文句なしの香港の味でした。
IMG_5968.jpeg さらにこの老舗は、大陸からの旅行客をあまり歓迎していません。私は広東語を話せぬ日本人客として英語メニューを出されすべて英語で通しました。その方が中国語より歓迎されるからです。
 この老舗はオーナーも代わり以前より味の評価が落ちたようだが、それでもまだ香港の味こだわり、コロニアルの内装が南方の雰囲気をだしています。こうした空間がまだあることを発見し嬉しくなりました。
 これもやがて中国化してゆくのだろうか、もしそうなるとしたら老舗のオーナーが、脱香港の後になるかも知れない。ふんばれ香港!

250px-Gadsden_flag.svg.png アメリカの国旗は星条旗だが、歴史的なガズデン旗もあります。
 黄色いガズデン旗には、どぐろを巻くガラガラヘビの下に "Don't Tread On Me."(俺を踏みつけるなよ)とスローガンが書かれています。
 アメリカを代表とするラトル・スネーク(ガラガラヘビ)は、普段はおとなしく自ら攻撃を仕掛けることはないが、ひとたび攻撃されると反撃に転じる毒ヘビです。とぐろを巻いていつでも反撃できるように威嚇した怖そうなデザインになっています。
 これをデザインしたのはアメリカ海軍の将軍であり政治家でもあったクリストファー・ガズデンで、その名前に由来しています。
 アメリカの独立戦争が始まる1775年4月にフィラデルフィアで海兵隊が編成され、初陣の司令官となったホプキンス提督が、旗艦にこの旗を掲げたのが最初とされています。いまでもアメリカ人の愛国心、特に海軍、海兵隊を象徴する旗のひとつになっています。
 もし、今のアメリカにこの愛国精神が潜在しているとしたら、北朝鮮はすでにそれを踏みつけてしまった。
 アメリカ国民の60%UPは、北朝鮮に軍事的制裁を支持しています。北朝鮮の残された道は、金独裁王朝の崩壊しかありません。またこれは自国民を地獄に追いやった自業自得の天の采配でもあります。

時差と人工知能

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map_69acdc20-732e-480b-92fa-87632492526d.png ここ数十年アジアを年に7〜8回、ヨーロッパを1〜2回のペースで出張してきたが、時差の調整がいちばんの難題だった。
 でも、ここ数年はこの難題がそれほどの事でなくなった。もちろん慣れもあると思うし、朝の散歩や飲水、時差調整のメラトニンが有効になっている。しかし、最近になりどうもそれだけでないのではとううすうす感じてはじめている。
 たぶんスマートフォンが影響しているかと思う。着陸した出張先の飛行場につくと自動的にスマホの時間がリセットされると同時に体内時計も当地時間にリセットされてしまうのかと思う。善悪は別にしてこれは人工知能に洗脳されているのかも知れない。
 日本で上野から羽田飛行場までウーバーを利用したのだが、その運転手によると、人工知能よる配車の采配が正確で完全にコントロールいて怖いくらいだと話していました。香港の飛行場からホテルまでの料金は通常のタクシー料金より安くサービスもよくなっている。これで無人運転となれば人件費の分だけさらに安くなることだろう。この延長線上に無人運転のウーバーも時間の問題になっている。一方、無店舗のアマゾンの快走が止まらず、既存の店舗はますます苦境に陥っている。じきに家庭から固定電話が消え、新聞の定期購読も配達も無くなるだろう。
 このすでに起きてしまった現実社会に、我々の適応能力が問われてきています。

minion.jpeg 9月に入って初めての書き込みになります。
 出張予定をできるだけ下旬の出発し、初旬に戻るようにしているのはJALの機上で前月の新作映画と翌月の新作映画を、往復で8本ほど見たい工夫があります。
 しかし、最近は見たい映画が少なくがっかりさせられている。中共とハリウッドの癒着と堕落そしてアメリカ人の民度の低下から、唸るような名作映画が減少している。金だけで秀作は生まれない。
 アカデミー賞の3男優が出演ということで無理して見た「ジーサンズはじめての強盗」を、せっかく面白く見始めたら途中のシーンで、彼らの働いていた工場が閉鎖となり年金がストップし工場が「ベトナム」に移転すると発表。当然ここは「中国」なのだが、ハリウッドの媚に白ける。さらに銀行強盗の目撃者が中国服の母に連れられた女の子、犯人はこの子の証言しだいでは逮捕になる窮地を、偽証してアメリカ人を救うヒーロー役です。4星クラスの映画が一挙に1星、もう3大名優が気の毒になった。中共の文化工作はあなどれないが、なにもハリウッドがここまで落ちることもない。
 そんなことで仕方なく、往復とも2015年作の「ミニオン」を見流し、ミニオンの破天荒な馬鹿さを笑いながら楽しんだ。こちらは英語でなく世界共通のミニオン語です。ミニオンのキャラクターはすでに大ブレイクしているが、アニメの新しいキャラとして大きく育って行くだろう。ミニーが羨ましそうに眺めています。

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