弱者生存

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IMG_5796.jpeg 今月から数年続けていた雀の餌付けを止めました。雀にはすこし可哀想でしたが積雪の日だけ解禁です。
 当初は会社の屋根に棲む数羽の雀に餌をやっていましたが、いつの間にか数十羽の群れになってしまい、ペットショップで鳥の餌を買う始末でした。その内に赤い鳥のつがいと野鳩が数羽、チップモンク、時おり鳥を狙う狐、そして写真のアメリカ・タヌキが常連となり、ちょっとしたサファリパークを呈し、雀は脇にやられてしまった。
 それに上野公園を散歩すると、数人の孤高のホームレス老人が鳥に餌をやっているのをみて、「俺はまだ早い」と思った次第。
 それでもいろいろ鳥たちの習性を学びました。雀は一度に群れで飛んできて一緒に食べて餌を争うことをしません。赤い鳥は1羽できて雀を追い払って餌をついばみます。野鳩は餌にありつく前に鳩どうしで縄張り争いの喧嘩ですが、不思議に雀とは争わないところが面白い。警戒心の強い鳥たちの一日は、餌さがしと逃げるだけ。餌と危険は共存していることを習性的に知っている。
 小さなチップモンクの餌付は簡単にできそうですが、どうも好きになれない。餌をその場で食べずにまず口袋いっぱい河豚のように貯め込み遠くに離れてから食べることです。ここがリスとの違い。極め付きは野ダヌキでしてのっそりと来て、雀を寄せ付けずゆっくり食べ終えます。雀は近くの木の枝にとまってそれを見ているだけです。
 雀は群れて争うことなく食べて逃げるだけなのですが、今日の繁殖をみると自然界は「弱肉強食」だけが真理でないように思えてきます。

 追記;5日目にして雀の姿が見えなくなった。餌があれば来て無ければ他をさがし待つことはない。餌の切れ目が縁の切れ目、待つことは死につながる。このクールさが野性の生き残りの強だ。

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このページは、三休が2017年10月 5日 00:25に書いた記事です。

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