流れる星は生きている

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510NP9RP2VL._SX326_BO1,204,203,200_.jpeg カズオ・イシグロ氏がノーベル文学賞を受賞したので、本棚から彼の文庫本をさがしましたが、すでに整理済みで見つかりませんでした。この時に買い置きしてあった藤原てい著「流れる星は生きている」の文庫を手にし、明日から出張というのに準備もせぬまま一気に読んでしまった。
 ほんの70年前、母国の敗戦により満州の長春から引き上げてきた難民の壮絶な実話です。引き揚げた後に3人の子供に遺書のつもりで;「私が死んだ後、彼らが人生の岐路に立った時、また、苦しみのどん底に落ちた時、お前たちのお母さんは、そのような苦難の中を、歯をくいしばって生きぬいたのだということを教えてやりたかった。そして祈るような気持で書きつづけた」とあるが実に「母は偉大なり」。
 著書を涙しながら読み進め、わずかに救われたのは彼らが国を捨てる難民でなく、なんとしても国に帰ろうとする引き上げ者であったことです。これは大きな違いです。
 極東アジアの情勢が緊迫するなか朝鮮半島に難民問題が予想されています。今から対処の準備だけはしておかねばと思う。

 衆議院選挙の在外投票の期日が10月11日から15日となり、私はちょうど当地を留守にしてしまい残念にも棄権となってしまった。
 それではでかけてきます。

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このページは、三休が2017年10月 7日 10:35に書いた記事です。

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