読書の晩秋

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IMG_6191.jpeg 日本の思潮を知りたく、帰国の折りに必ず本屋さんに寄って横積み本をのぞいているのだが、最近めっきり増えてきたのが、老人関係の本となっています。需要と供給の関係で最も読者層の多い団塊世代がいよいよ老人問題を真剣に考えはじめようです。
 団塊世代は戦後レジームの流れのなかで、みなよい子に勉強し、律儀に活きて、憲法の改正もせぬまま、ドングリの小粒に成長してしまい、老いてまでもなお真面目に読書しています。まぁいじらしいと言えばいじらしいが。
 毎月の「文藝春秋」の特集は団塊世代向けの老後関連、何を今さらに「右に習え」だ放っとけ、もう買う気が失せてきた。時流にうまく媚びてきたお調子もの五木寛之が、相変わらず年下の団塊世代に「孤独のすすめ」と、五木の子守唄でもてはやす、おぃおぃまだ頑張っているのかい、、手にとって見るのも面倒になる「さらば五木の愚連隊」。
 それでも律儀な私は、アンチ老化派の佐藤愛子著「九十歳。何がめでたい」、土屋賢二著「年はとるな」、曾野綾子著「老いの僥倖」を、持ち帰ってきました。
 3週間も苦闘した原稿の修正が13日にやっと〆切となり、今日からの脳閑期にこの3冊から「読書の晩秋」となりました。

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このページは、三休が2017年11月14日 23:01に書いた記事です。

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