2018年9月アーカイブ

アナと雪の女王

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IMG_8137.jpeg 昨晩は左目の保養にニューヨークのブロードウエーに行き「Frozen」(フローズン=アナと雪の女王)を観賞してきました。ストリーは日本でもアニメ映画と名曲がよく知られているのでここでは省略します。
 「Let it go」(ありのままで)の歌唱場面で、全観客から「ウオ!」という感嘆があふれて圧巻でした。満席の劇場はフローズン効果をねらってか肌寒いのでそのまま観客席と舞台が一体になります。
 ビックヒットが折紙付ですから制作費にいとめをつけず、溜息が漏れてしまうほど素晴らしい舞台装置でした。ここまで制作費に予算が組めるのは、さすがびブロードウエーとディズニーでして、「ライオンキング」「アラジン」のビックヒットについで3作目になり、見事にアメリカ文化を創造していました。アメリカの文化力です。やはりいい!
 そこで考えたことですが(毎回そう思うのですが)、アメリカの生活に疲れた時には、ブロードウエーに出かけて行き創作の感動を共有してこようと思う。
 そんなことで、9月のブログはこれでフローズンにします。どうぞみなさんよい10月をお迎えください。

 アメリカ文化を象徴する「3S」:スポーツ・セックス・スクリーンはよく知られています。私は今回右目のプチ手術で、車の運転を禁じられたことで、新らたな「3C」に気がつきました。
 車での移動(Car)、携帯電話(Cellular phone)、クレジットカード(Credit card)の三種の神器です。病院との連絡はすべて携帯メール。車がないことには動けません(私は2日目から自己責任で運転再開)。それに受付でクレジットカードの先払いがなければ手術もできません(幸い保険が大筋カバー)。
 日本で瞳にレンズをかぶせた時に女医から50年保証ということでしたが、9年目でレンズの交換となりました。左目は健在でこれで日米合作の両眼になりました。ただ左目は9年使っていますのでレンズがわずかに変色し、右目がクリーンなので少々おかしな感じです。そこでアメリカでは右目、日本では左目を使おうかと考えています。情報が溢れている世のなか片目で見てちょうどよい。

白村江の戦い

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IMG_8052.jpeg  朝いち窓を開けると小鳥より先に虫の音が聴こえてきます。どこからか風呂場にまで進入してきました。
 ここ1ヶ月あまり右目を痛めていまして、9月18日にプチ手術をしました。目医者から「ライトアイか」と聞かれ、「Yes, right eye but not right」(右目だけど、正しくない)と駄洒落ましたら、付添いが冷めた顔で冗談を言っている場合ではないと「駄目」だしでした。
 そんなことでしばらく片目で読書していましたが、いよいよ辛くなってきたのでユーチューブの動画を、音声だけ聴いて古代史の復習をしていました。飛鳥時代の東アジア情勢、中国の随から唐王朝、朝鮮半島の高句麗、百済、新羅の三国の鼎立、そして大和、百済 VS 唐、新羅の「白村江(はくすきのえ)の戦い」が、今日の情勢と実によく似していることに驚いています。
 歴史から学べとよく言われますが、人間集団のやることは地政学と切り離せぬようです。朝鮮半島は古代から外国勢力を、半島の内紛に引きずり込むことを繰り返してきています。日本にとって半島は地政学的に鬼門のようですので、くれぐれも外交政策を誤らぬよう注意が必要になります。

曼珠沙華

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     曼珠沙華 もろ手をあげて 故郷なり (真砂女)
 友人から初秋を知らせる巾着田公園の曼珠沙華が送られてきました。この日、私は右の目をプチ手術したため紅がひとしを目に染みました。曼珠沙華の素敵な名は、梵語のmaniusakaの当て字で、天上に咲く花、見る人の悪を洗い流すと伝えられていますので、きっと目の治癒にもいいのだろう。
 曼珠沙華が咲き誇る巾着田の付近は、8世紀頃に移り住んだ高句麗からの渡来人が、この地で稲作をはじめたことで、高麗川から流れ込む水田のあぜ道に咲き始めたのだろう。
 曼珠沙華とはきれいな響きだが、これが彼岸花となると秋のわびしさが漂ってきてしまう。天上と彼岸に咲く花として、初秋は曼珠沙華で、晩秋は彼岸花でどうだろうか。 
  直立のまま 燃え尽きし 曼珠沙華(林雄次)

神の道を歩む

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IMG_8009.jpeg   古池や 蛙飛び込む 水の音 (芭蕉)
 富士忍野八海で、底の抜けた透明な湧き水池を沁み入るようにのぞいた瞬時に、心境止水とはこれかと覚醒して以来、どうしたこと縄文時代から始まる古代史、古神道、古事記、大和言葉に魅かれ続けています。
 そこで本棚から春日大社の宮司であられた故葉室頼昭の講義、「神道のこころ」「神道と日本人」「神道、見えないものの力」「神道いのちを伝える」「神道、感謝のこころ」を、引き出して再熟読しました。
 5冊は第1冊の「神道のこころ」の繰り返しになるが、実に味わいの深い著書でした。これがアマゾンの古本で1円とはなんたることかですが、講義の質の高さをなんら毀損するものでないので、それはそれとして置いときます。
 宮司によると神道は宗教でなく信仰であり、信じて仰ぎ観るものとしています。森羅万象すべてが循環とバランスで調和され、神による采配であるから、我々は神に一歩でも近づくために、この道を感謝と喜びをもってひたすら歩めばよいとしています。ですから葉室宮司の論を延長させますと、この度の北海道の地震災害は気の毒なことでしたが、神国の土を外国人に買い漁られたことのによる神の警告となります。神官ですからこうして一切を神の采配に委ねていますが、私も齢を重ねたからか葉室講義を、そのまま素直に受け入れられるようになってきました。
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インドの結婚式

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IMG_8054.jpeg 9月8日に初めてインド人の結婚式に参列しました。
 朝6時30分発の列車でボトモアー駅(メリーランド州)に9時30分着の予定でいましたら、ホームで待つこと30分、なんのアナウンスも、お詫びの言葉もなく3〜5時間遅れと言うのだからこれはひどい。アメリカのだめなところです。
 急遽、車で3時間約200キロを、医者に止められている独眼竜で運転するはめになり、やっとのことで間に合いました。
 結婚式は新郎側(弁護士)のシーク教側のセルモニーが10時30分から12時まで、その後バイキング方式のインド料理ランチ。馴染みのインド料理だが、食材が良いためか実に美味しかった。
IMG_8060.jpeg ランチの後は4時まで休憩(幸運にもこの間に大坂なおみ選手の決勝を観戦できた)。4時から新婦側(インドでは貴族、女医)のヒンドー教のセレモニーが始まり、そこで新郎が合流して8時まで結婚儀式。形式上ここで初めて新郎の目前の幕が下ろされて新婦と初顔合わせとなる。式のあとバイキングのインド料理ディナーとなり、9時からインドとアメリカのミュージックでダンスパティーが12時まで。
いや〜12時間にわたる実に長い結婚式だった。長いと聞いていたが、これほどとは思わなかった。でも、インドの多彩な文化風習を満喫できたので、時間の長さを感じさせない興味深い結婚式だった。
 アメリカのおけるインド人パワーを、実感した1日でした。IMG_8062.jpeg

大坂なおみ選手

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IMG_8085.jpeg 義理の姪がUS Open 2018 の審判をしていることから、ご祝儀にテニス帽を4点購入し、大坂なおみ選手と錦織圭選手を応援しましたら、なんと大坂なおみ選手が見事に優勝を飾り、日本人選手として初の歴史的な快挙でした。帽子はよい記念品になりました。
 テレビで生中継を観戦していましたが、テニス女王の新旧交代、やがては「ほんの小さな一番星に追われて消えるものなのです」を、感じさせる試合でした。
 それにしてもセリーナ・ウィリアムズ選手が、女王の座を追われる負け試合を感じてからのうろたえぶり、けして誉められたものでないが、あの執念の凄まじさに圧倒されました。ラケットをコートに叩き付けて壊し、主審に向かい指差して「嘘つき、泥棒」などと罵る荒れ模様は見られたものでありませんが、あの負けん気の執念が世界ランキング1位になった所以でもある。
IMG_8084.jpeg ウィリアムズ選手の負け際は美しくなかったが、大坂なおみの初々しさが救いでした;
「観客のみなさんがウィリアムズを応援していることは知っています。それなのにこのような結果になってしまって申し訳ありません。試合を見てくださったことに、ただただ感謝しています。みなさん、ありがとうございました」
「セリーナとUSオープンの決勝で戦うことがずっと夢でした。その夢を達成できて本当に嬉しく思っています。あなたと対戦することが出来て良かった。一緒にプレーしてくれてありがとう」。
 新旧世代交代を象徴するテニスの新女王誕生でした。
 これで、大阪万博誘致にも弾みがつくことでしょう。

雑木林

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IMG_8027.jpeg 右目を少々痛めてブログを1週間も空けてしまった。
まだ左目のスペアがあると軽く見ていましたら両眼でペアーの対になっていました。夜は光が拡散するため読書と運転は控えています。
IMG_8038.jpeg そんなことでこのところ目の保養と避暑をかねて公園脇の雑木林のなかを散歩しています。雑木林は原生林に近くたぶんインディアンもここまで踏み込んでいなかったと思う。日本ですと入り口に道祖神かお地蔵さんを祀ると思うが、散歩コース地図版が立っているだけで神秘性を感じない。からまつの林もなくアメリカらしい雑木林、ここらが歴史が浅さなのだろう。
 ここではエリアンがコンフーして小路を塞いでいました。一つだけ神秘さを感じたのは、突如どこから来たのか1つだけ大石の一部が、小路から突出していました。
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