2019年7月アーカイブ

71mwn8hp5EL.jpeg 20世紀の最も優れた精神世界百選の書籍に選ばれた「あるヨギの自叙伝」1982年日本語版を、今頃になってのめり込むように一気読みですから、本にも出逢いの縁があるようです。
 本書はインドの精神文化の叡智、ヨガの著名な覚者、大僧侶、聖者の神聖が写真入りで紹介されています。精神世界の難かしい文章に関わらず違和感なく巧妙に翻訳されていまして、通常では瞑想によって眉間に現れる第3の目を「心眼」と称していますが、本書では「霊眼」と名訳しています。そして、読者の受け取り方によって「読書」か「心読」か「霊読」となってきます。
 本書は読者の霊性心を通して「霊眼背に徹する」読み方をしませんと理解まで及びません。聖者の紹介が都市伝説風なので信じるか信じないかは読者の霊性心しだいになる内容です。
 もし、私が天風哲理に出会うことがなかったら、ヨガナンダのクリア ヨガの瞑想に入って行ったかと思うほど私に近い哲学でした。有り難ことに天風師によりインドのヨガが、日本式に整理されたことでその必要が無くなりました。
 先ずヨガナンダの別の著書「人間の永遠の探求」を読んでから、じっくり「あるヨギの自叙伝」を再読する予定でいます。

ヨガの宇宙霊

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IMG_9193.jpeg  神なき21世紀の精神的な空白、心の隙間を癒して行くのは、日本の神道(自然信仰)とインドのヨガではないかと考えています。
 そんな問題意識から「あるヨギの自叙伝」を熟読しています。目下、33章の330ページまで読み進すめ、古代インドの神秘な精神世界に圧倒されています。ヨガの流れをくむヒンドー教は、イエス キリストや仏陀まで飲み込む底なしの懐の深さです。両者もヨガの覚者だという強い誇りを持っています;,
 『私が死んで(1895年)から50年ばかり立つと、西洋でヨガに対する関心が高まり私の伝記が書かれるようになる。ヨガの福音はやがて世界中に広まって、人類の真の同胞愛を確立するうえに大きく貢献するだろう。すべての人々が唯一の神(宇宙霊)を直接体験することによって生ずるお互いの一体感こそ、真の同胞愛なのだ』『ヨガナンダよお前はその福音を広め、ラヒリ マハサヤの神聖な生涯を世の人々に伝える役目を果たさなければならない』)。果たして50年後に「あるヨギの自叙伝」が出版されています。
 ヨギ聖者の言葉はそのまま天風哲理と重なります。神道とヨーガ精神が、21世紀後半の精神文明の基盤になって行くと思う。そんな事で先ず一読をすませたら、次は傍線を引きそれを書き出しながら再読に入る予定でいます。

71fy4+WZzML.jpeg 古代インドの宗教聖典に「人生の前半は教育と家庭生活に、後半は思索と瞑想に当てる」とあります。
 昨日からパラマハンサ ヨガナンダ著「あるヨギの自叙伝」を読み始めました。6月8日に天風師が上野恩賜公園の樹下石上で辻説法をはじめた百周年記念を祝い、これで私も一段落と思いきや急に石台の奥に潜むヒマラヤ山脈の麓ヨーガの里が恋しくなってしまいこの著書を読み始めた次第です。この著書はたくさんのヨーガ聖者を紹介しています。
 通常の本でしたら2万ページほどになる分厚い著書なので、7月はこれと押し売りに根負けして予約購読した百田尚樹著「夏の騎士」を、読んで過ごすことになります。
 「あるヨギの自叙伝」は以前から気になっていましたが、なにせ分厚い本なので天風のヨーガ哲理だけ読めばいいかなと考えていました。それに「世がなんだ」というすねた名前が、いただけませんでした。
61H8xYA-IIL.jpeg ただ私も人生の後半になり心境の変化なのか、哲理だけでなく瞑想にもっと重点を置いて研鑽したくなったわけです。そこで先ず入門書としてヨガナンダ著「メタフィジカル瞑想」と、瞑想による「神と話をする法を」を読んでからこの自叙伝に移りました。
 そんなことで暑中はパラマハンサ ヨガナンダの著書に挑戦となりました。

61du7cugWVL.jpeg 7月は稲盛和夫著「心」ーすべては心に始まり、心に終るーの読書からはじめたました。
 当代随一の実業家、創業経営者として尊敬していましたが、これまで氏の著書を一冊も読んでいませんでした。私の量見の狭さで別に読まなくも天風哲理とPFドラッガーの経営理論で事足りると考えていました。
 それに一時でしたが京セラが電卓にまで手掛けたり、小沢一郎と接近し民主党のサポーターになった事にもよります。また、私の数人の知人が盛和塾の熱心な塾員でしたが、私とは縁遠いと思っていました。
 しかし令和の潮時に稲盛氏が87歳の高齢を理由に盛和塾を解散し、京都賞を主催する稲盛財団の理事長も退任され、いよいよ「心」の集大成に入られました。近影を見ましても高齢があらわれています。
 そんなことで敬意を込めて6月25日出版の「心」を拝読しました。実に素晴らしい内容で将来は千円紙幣の顔になると思えるほど、名実ともに当代随一の実業家、創業者、哲人、聖人でした。ここまで人格を築き上げたとは偉業です。
 一つたいへん驚いたことは、日本航空の再建の会長に就任した際、先ずすべての従業員に向けて天風師の「自己陶冶」の誦句;「新しき計画の成就は、ただ不屈不撓の一心にあり。さらばひたむきにただ想え、気高く、強く、一筋に〜」を紹介しているくらいですから、てっきり天風師から直に薫陶を受けていたと思っていましたら、「師とは言っても実際にお目にかかったことはありません。おもに書物を読み解きながら、また生前に親交のあった方々を通して、いわば私淑しながらその思想を学び、糧としてきたのです」と、あったことでした。
 ひたむきに実践する者と怠惰な者、これには誠に恐れ入りました。

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