2020年4月アーカイブ

81dbNYoEg2L.jpeg 4月は中共ウイルスの騒ぎだけで無いに等しい無月であった。予定表もほぼ白紙ままでした。
 そんな騒ぎのなか精神的な何かを掴まねばという思いから執行草舟氏の「現代の考察」―ただ独りで生きるーに出会いました。

 執行氏の生命燃焼の著書に、弾かれ突き放されながら4月が終わってしまった。今の世の中にこれほど真剣に、命がけで生命を燃焼させている人がいることに戸惑いと衝撃を受けたまま5月を迎えます。
 執行氏の思考は厳しいのでここで一息させてもらい、先に執行氏が「死ぬほど好きなんだ!」という座右の書、関大徹禅僧の「食えんなんだら食うな」を、読み始めることにしました。著書の目次に「病いなんて死ねば治る」「死ねなんだら死ぬな」とあります。そう、中共ウイルスなにするものぞです。
 また、執行氏がこの著書の後書に「解題―復刊に寄す」とあり、読んでいて心が熱くふるえほどの推薦文を書いています。これだけでも読み応えがあります。
 5月はこのお二方の著書と共に熱く過ごすことになりそうです。
 みな様よい5月をお迎えください。

AFP039977_00.qui 2.jpg            武漢生物研究所
 私は毛沢東の文化大革命から中国研究を始めたので、50年近く中国共産党の残虐と狡猾さを観察しています。同時に高級幹部の冷血な優秀さと権力闘争を見てきました。

 そんな長年の中国ウォッチャーが、今回の尋常でない武漢市封鎖のパニックを見て、このウイルスは武漢生物研究所から誤って流出したと推察しました。これは天然でなく人工ウイルスなので厄介なことになると直感しました。いや、直感と言っても一般の中国人の多くがすでにそう疑っていました。少なくも私の知人たちはそう疑い、私に日本のワクチンはいつできるかと真剣に聞いてきました。
 ですから私は2月初旬の時点で 、中共ウイルスを狼藉と定めこれは戦争だと覚悟し、負けてなるものかと刀の柄に手を当てて身構えました。中共ウイルスの敵には前向きの対処が必要で、怯えたり背を向けても解決にはなりません。
 安倍首相も公式には口にしませんが、田原総一郎とのインタビューでは「戦時だと決断した」と語ってました。ただ、中国に忖度してか、他国が中共の隠蔽を強烈に批判しているのに日本はダンマリです。日本は平和ボケしている間に、ここまで中共の文化侵略に犯されていたかと愕然としました。多くの親中政財界とマスコミはすでに骨抜きにされていました。これは中共ウイルスより更に危惧される。危ない実に危ない。
 政府は品格を保ち中共ウイルスを批判しなくもいいが、今は戦時としての覚悟だけは国民に訴えるべきです。そして冷静に中共の狡猾さを冷静に見極めて、今後の対中共政策を打ち立てるべき。かって遣隋使、遣唐使を廃止したように。
 日本刀の鯉口に親指を置いて身構え、中共の浸透工作から距離をとることです。そうしないと国を危うくする。遅きに期したが、今回の中共ウイルスから教訓を得るとしたらこれに尽きる。距離をとれ!間をとって身構えろ。彼らは2026年には日本国など世界地図から消えるとうそぶいている。

 付記;
 ウイルスが流出したと疑われる武漢の「P4実験研究室」とは、なんとひどい名称なのだ。「P」の発音は「女性の性器」の蔑視語、「4」は「死」と発音し中国人が忌み嫌います。普通はこんな名称をつけませんが、さすが中共!

IMG_0488.jpeg 今日は近所の台湾の家族から消毒液と使い捨ての手袋(中国製T_T)をいただきました。声もかけずに玄関の前に置いといてくれました。お気持ち有り難い事です。マスクは必要ですが手袋も必要になってきています。スーパーに行きますと多くの買い物客が手袋をしています。
 さて中共ウイルス以降、ユーチューバーの一夜漬け動画が急増しています。ユーチューバーも職業化して、収益を得るのには1000名の登録者と4000の再生時間が必要のようで、アクセスさせるために過激な見出が乱れ飛んでいます。まぁ多くは泡沫としてそのうち消えてゆくので構いませんが。
 アベマスクについても感謝もなくありがた迷惑そうに、「マスクが小さくて鼻にかけるのか口にかけるのか」これなどまだましでして、「異物混入」「カビが生えている(たぶんやらせ)」「生産国はどこだ」「首相官邸に送り返せ」とか、まるで幼児のような誹謗が目につきました。仮にもしそうなら黙ってゴミ箱に捨てればいいまでの事なのに一体いつからこんな愚図になったのか。
 ほんの一部だと思うが、政府が甘えさせそれに便乗して甘える連中。だが、こうしていつまで甘えている時でない。中共人災ウイルス対策に覚悟が必要になっている。アベマスクはいま戦時にあることをしっかり伝えるべきです。(続)

4:24.jpeg 昨日85歳になる元経営コンサルタントで大学教授を務めた先人から励ましのメールをいただきました。たぶん私が今たいへんな環境の中で過ごしているとの想いからの激励です。有り難いことです。メールをそのまま引用です;
 『大変な時代になりましたね。多くの人(数少なくなった同輩たち)は、「長生きするとろくなことはない」とこぼしています。確かに昔の諺で確かにそう言うセリフもありました。でも、このような時代になって、何が苦しいのでしょうか?何が辛いのでしょうか?食べるものに困っていますか?
 戦前、戦中、戦後を生き抜いてきた者から見れば、こんなのは大したことではありません。私の親父は、大恐慌のために事業が成り立たなくなり台湾に進出し、第二次大戦の煽を食らって台湾から日本へ引き揚げてきたのです。その親父に引き回されて、いろいろな世界を見てきました。そしていろいろな苦しみも味わってきました。それでも、すべての苦しみや困難は、人生の良い肥やしになりました。
 中共ウイルスの影響で、それぞれの人が、それぞれの苦しみを味わっているとは思いますが、本当に飯が食えないというところまで追い詰められているでしょうか。極言すれば、世の中は泥棒をしてでも生きていけるという隙間(余裕)があるのではないでしょうか。
 大変な世の中になりましたが、一歩引きさがって冷静に観察すれば、人生再びこのような世相を経験することは恐らくできないのではないでしょうか?この経験が人生の糧にならいわけがありません。「長生きしてよかった」と感謝しています。
 普段は大言壮語をまくし立てている政治家や企業経営者が、この期に及んで慌てふためいているのを見ると、人間の本性を見せつけられた感じがします。こういう人たちとの Social Distance は、遠ければ遠いほどありがたいです。
どうぞ、中共ウイルスに感染されいよう十分に気をつけてください』。

61LLy8h44aL.jpeg 3月の読書で町田宗鳳著「ありがとう禅が世界を変える」を紹介したが、4月の読書は執行草舟著「現代の考察」の紹介となりました。偶然にも両者は1950年生まれ、実に天晴れな人生を歩まれ生命を燃焼させています。
 執行氏の経歴はウィキペディアで検索してもらうことにしますが、小学校に入る年に大病から甦った7歳の頃に執行家が家老職を務めた佐賀鍋島藩の「葉隠」の武士道に出会い、その後の人生をぶれることなく一を以って貫いています。武士道精神のストイックな徹底した壮絶さ世人が追従できません;
 「遊びは死ぬほど嫌い。酒も飲まないし、遊びはこの世で一番嫌い。ゴルフもしないし、旅行もしない、とにかく遊びと呼ばれるものは、全部大嫌いだ。これもこの武士道を貫いている迫力でしょう。だから我慢しているわけでない。もともと、大嫌いだから。学問の研究と、読書、それから今だと会社経営しているから会社のあらゆる仕事とか、あとは執筆するとか。遊びと言えば、水商売なんか大嫌いです。だから東京で生きているけど、新宿、それから六本木も、自動車で通過したこともない」。
 読書量は原典を主にして3万冊が頭に入っているという、まさに文武両道の侍です。「最後の侍」(日本版ドンキホーテイ)かもしれない。

余談ですが:
 鍋島藩は幕末にいち早く牛痘ワクチを輸入し、種痘の普及に努め当時は不治の病であった天然痘の根絶の先駆けになっている。そして歴史は今、執行氏の会社が1986年に群馬県藤岡市に日本生物科学株式会(現、日本菌学研究所)を設立しています。執行草舟氏の出番かもしれない。

愛国マスク

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IMG_0446.jpeg 4月21日に台湾から日本へ医療用マスクが200万枚届きました。有り難いことです。
 同日私にも台湾の知人からマスク6枚が届き「健康に気をつけてください。みなさんお元気で」と添え書きが同封されていました。台湾製の3Mで早速に使用しますと、鼻と顎にピタリと納まりまり、さすが3Mだと感心しました。
 また、私のプログが1週間ほど更新していませんので、友人が心配して電話やメールで「大丈夫かいな」ときました。実際に我が州もスローダウンしてきたとはいえ、まだ感染者が100人に1人の割りになっていますので心配もやむを得ませんが、私はいたって元気にしています。
 実は、この中共ウイルスの異常な大騒ぎはなぜなのか文明的方面から考えていました。そしていま不要不急に執行草舟著「現代の考察」を読み始め、目下それにのめり込み更新が滞っていました。何せこの著書はPHP出版社でも初めてという800ページ、本6冊分の分厚さで読むに体力がいります。おまけに難解で読者のことなど全く眼中にありません。副題に「ただ独りで生きる」とあり、読者が解らなければそれで構わないという不親切で歯が立ちません。
 執行氏の思想の底流は「近代の超克」なのだろうが、こんなことが書いてありました、( )内は私が加筆:
(欧米のグローバル経済のサプライチェーンに)「中国も全部仲間になってしまったけれど、もう無限の破滅に向かってどんどん進んでいる。破滅の後は、誰がこの世界に引導を渡すかです。私は引導を渡す役目は、たぶん(神なき拝金虚無主義の)中国ではないかと思っている。この経済構造が破滅することは事実だから。破滅しても別に皆死ぬわけではない。無限経済成長を否応なく捨てて、またもう一回人間はやり直して、還元主義の普通の自然の経済に戻らなければいけないという話だと思う」。

1ef8fb453643acd763578c8e51c2c53745db0fc4.jpeg  いま当地はどこに行こうと「Social Distance」のサインです。
 スーパマーケットの前にそれぞれ6フィート(183cm)の間隔を空けて並ぶ光景は異様なものですが、私自身は決して嫌いでありません。お互いが相手から感染されるのではと疑心暗鬼するくらいなら、初めから空間をとった方がすっきりして心地よい。
 先日「Social Distance」の直訳を「社会的距離」しましたが「生活空間」にした方がしっくりきます。
 私が10年前に中国の都市が環境汚染と人口の過密で、やがて疾患者が病院に殺到し医療崩壊を起こすと予想したが、これがいま現実になっています。
 さらに具体的には、マイクロソフトの創業者ビル ゲイツが5年前の講演で、新型コロナウイルスよるパンデミックを予想し;「今後、数10年以内に1000万人以上を死亡させるものがあるとすれば、それは戦争よりも伝染性が高いウイルスである可能性が高い」とし「人類は核抑止のために投資したほど伝染病を防ぐシステムには投資しなかった」と洞察していました。人類の因果な油断です。
 私の予想は上海の病院を視察したこともありますが、アメリカで電線にとまる野鳥が、それぞれほぼ等距離の間をおいて並んでとまっているのを見て閃いたわけです。鳥の群れのように人間にも生活空間が必要かなと直感じたからです。上の写真のハトさえ危険空間を知っているようです。
            神と人も6フィートの間。
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49d18e2d4579d9d827e98d72b09753057c8ddd32.jpeg 当初、中共ウイルス災は復活祭までかなと思っていたが、ピークはこれからのようだ。でも復活はもうすぐだ。
 当地は公園まで閉鎖され、いつもならイースターで正装した人たちで賑わう公園に人がいない。家々の前の飾り付けも心なしかさびしい。
IMG_0407.jpeg なぜ憩いの公園まで閉鎖するのかと調べましたら、感染予防には散歩で4メートル、ジョギングで10メートル、自転車で20メートルの間隔が必要のようでした。お気の毒だがこれなら閉鎖もやむを得ない。私も昨日から外出時にマスクを始めました。
 銀行に行きますと、先ず入るのにマスク必帯、カウンターから2メートルほど離れた所に「Social Distance」 のサインがありそこに立って応対となる。直訳で感染防止対策の『社会的距離』だが、日本語にあるのかな。
 「Social Distance」 これまで聴き慣れない単語でしたが、大きく意訳すれば「親しき中にも礼儀あり」で決して悪くない。このさい中共に対し永遠にSocial Distance Chine Communist Partyにすればいい(保持距離、此策安全)「君子不近危」外交です。
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geo16081205040006-p2.jpeg 中共ウイルスの対応で政府は緊急事態宣言に踏み切った。耐えに耐えた首相としては無念な事だろう。
 いよいよ敵との本戦がはじまる。「至誠一貫」ついに遠山の御晋三さんも片肌脱いで啖呵切った;
 『やかましぃやい!中共ウイルスども!黙って聞いてりゃ嘘に嘘を繰り返しやがって、そのうえ火も消えぬうち放火魔が火消しに化けあがった。おうおうおう、神妙にせぃ!!このBCGに見覚えがねぇとは言わせねえ!』
 我々も闘おう!

7f77e719b3afc163f5f1e1201db1571c0a11b5f6.png    (この絵うまいね〜これくらいの心の余裕が欲しい)
 ユーチューブの動画で、スティーブ バノンのインタビューを見ましたが、ここになぜ「中共ウイルス」なのかの回答がありました。
https://www.youtube.com/watch?v=m4z5Z0AVglI

 日本語の字幕付きで50分と長いインタビューですが、繰り返し3回も見てしまった。彼の迫力はすごい。さすがトランプを大統領にした男です。
 対中国問題に関してこれほどまでに迫力のある人はアメリカでもそう居ません。信仰に裏付けられた信念なのでしょう。私がへたな解説を加えるより是非のお薦め動画です。
 中共政権は中国を崩壊し世界を崩壊させるギャング政権と言って憚りません。中共は自分らの富と権力を堅持するためなら、人民が数百万人死のうが構わないサタンの権化だ。富と権力の堅持のためには息を吐くように嘘をつく。しかし、隠蔽に隠蔽を繰り返す彼らが一つだけ怖いものがある、それは真実である。中共ウイルスは中国と中国人を救うために、彼らの嘘をあばいてサタン政権を消滅させるだろうと、尖鋭に批判しています。
 また、中共ウイルスに対するアメリカの過剰な対応のヒントもここにあるかなと推察します。アメリカ人は逃げずに闘っています。こうした草の根のガッツに敬意を表したい。

IMG_0364.jpeg       うらやまし 浮世の北の 山桜 (芭蕉)
 出勤前に近くの公園に寄ってプチ花見をしてきました。騒がしい昨今ですが、時くれば花は自然に咲きます。
 どうやら4月も中共ウイルス騒ぎで始まり終わりそうな雲行きです。
 当地はまだ4月1日で、何か大嘘が出るかと身構えていたが不発に終わりそうです。今はノーモアージョークと言ったところなのでしょう。ただこんな時は、外界からのマイナス暗示を、断固と聞き流して惑わされないことが大切です。前向きに積極一貫です。

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