哀悼:偉大なる愛と運命

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81uayzbQcBL.jpeg 李登輝元台湾が逝去しました(享年97歳)。合掌
 李登輝元総裁の逝去で私を連想してくれたようで、日本と台湾の友人数人からお悔のメールと電話をいただきました。日本のマスコミが死去を大きく掲載したことに驚きました。偉大なる宝を失いました。
 中共の狭義な横槍で不可能とは思いましたが、それでもノーベル平和賞を獲らせてあげたかったです。せめて大勲位菊花章を授与と思うのですが、日本にそれだけの勇気がないでしょう。無念です。
 今たくさんの李登輝元総統への追悼文を、涙しながら拝見していますが、私にとっては総統でなく李登輝老師(先生)への哀悼となります。
51BCT7D44DL._SX329_BO1,204,203,200_.jpeg 留学した2年目に当時一介の教授だった李老師の「東南アジア経済」の授業を拝講しました。授業が終了した後、私の中国語がまだ拙い頃でしたので、教室の廊下に呼び止められ、日本語で「私の授業わかりましたか」と補充してくださいました。その挙げ句に「今度、私の家に遊びに来なさい」と言われ、師母の手料理をご馳走になりました。
 その1年後の1971年に行政院政務(無任所相)に入閣し、78年に台北市長、81年に台湾省首席を歴任し、蒋経国総統(当時)に抜擢され副総理となり、あれよあれよと言う間に総統になってしまいました。蒋経国の聡明な英断もありましたが、李老師自身まさか総統になるなど思ってもいなかったし、その野心もありませんでした。
 私は龍が天翔するが如くの出世を身近でまざまざ目撃し、これって何故なのかと大きな衝撃を受けました。それは天が付与した師の巨大な愛の量とそうなるべくした運命の采配だとしか考られませんでした。
 私は老師から「愛と運命」を、実感を持って学びました。再拝

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このページは、三休が2020年8月 1日 09:10に書いた記事です。

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