禊の塔

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51shL3L7JjL.jpeg 当地、冬嵐の大雪警報で外出自粛となり家に籠もって読書三昧。
「見残しの塔」を読了し、そのまま一気に「禊の塔」に入り読み終えました。
 山形県にちょっとした縁ができ、ネットで「羽黒山五重塔」の幻想の写真を見つけたことでこの著書を購入しました。機会があればぜひ参拝したく思っています。
 「なんと力強い塔じゃのう。雪に埋まっていると、一層貴いのう」、昨日は大雪の中で拝読でしたので臨場感がありました。
 著者はご自身のライフワークを、なぜ五重塔にしたのか「私には、この世とあの世の境に立つ、結界に見えました」とあります。結界とは古寺を拝観している時、「この先、立ち入り禁止」の木柵で越えることはできません。この世からあの世への結界でして、著者はそこに立ち、向こう側に淀んでいる息を凝らすような空気を見つめていたのでしょう。そして昨年、二つの五重塔の結界を越え向こう側に歩いて行きました。大往生です。

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このページは、三休が2021年2月 3日 01:47に書いた記事です。

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