2016年6月アーカイブ

 朝の行修の時に山田名務先生の安定打坐法のテープを聴いています。
 ここで安定打坐とはなにかを、具体的に開示しています。私はすでに諳んじているほど聴いているのに、迂闊にも書き起すことに思いつきませんでした。
 一つの理由はこのテープに、鐘の音、ブザーの音の他、小川のせせらぎや鳥の声、潮騒など自然界の音が収録されていることによります。
しかし、こうした自然界の音を差し引いても、たいへんに優れた補導になっていますので、新たに書き起すことにしました。
 (私の場合20分ほどの収録を聴きながら、同時並行させて「ひとりマッサージ」と「真向法」を実行しています。時にブザー音のあとの静寂さに、そのまま打坐をしていたい気持ちになりますが、時間の制約もあり打ち切っています)
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山田名務先生の安定打坐補導

それでは心静かに安定打坐法をいたしましょう
まず長続きのする姿勢で、肩の力を抜き、背筋をのばし、顎を引く
手は双輪の印を組んで、下腹の前におきます
目をとじて、これから聴こえて来る、小川にせせらぎや
うぐいす、カッコウの声など、自然の音に耳を傾けましょう
しだいにあなたの雑念は整理され、諸々の感覚が制御されてゆきます

(小川のせせらぎ、うぐいす、とり、カッコウの声、自然の音)

(潮騒の音)

寄せては返し、寄せてはくだける波の音、いまやあなたの心は 
この潮騒の響きだけにしぼられ多心から一心へと誘いこまれてゆきます

(潮騒の音)

(鐘の音)

(ブザーの音)

鐘の音、ブザーの音が消えて行くのに合わせ
ス〜と、一心から無心の境に入って行く
もう、なにも思わない、なんのこだわりもない無我無念の境であります
心をば 虚空の外に置き換えて 五感気にすな、打坐の妙法

(鐘の音)

なにも思わぬは、仏の稽古なり
なにも思わぬところから、なにもかもするがよい
たとえば医者の診断、野球やゴルフなどのスポーツ、絵画、
音楽などの芸術、その他あらゆる分野にわたって
先ず無心になって行えば、最高の技量が発揮されるようになります
そしてさらに、テレパシーなどのいわゆる超能力も
無心の働きによって生まれるのです

(ブザーの音)

ブザーの音、鐘の音の消えたあとの静寂
たとえ外界からの人の声、車の音などが、肉体の耳に入ってきても、
無心となった心の耳にはとどきません
心の耳は、声なき声、空の声だけを聴くのであります

安定の打坐密法の真諦は、心耳を澄まし空の声きく
心をば、静かに澄ます 空の空

(鐘の音)

心耳とは、本心の耳であり、そこに聴こえるのは直感、閃きであります
心耳に空の声が聞こえたとき、あなたの心眼には
あらゆるものの、本当の姿が映ってきます
心に塵をとどめざれば、森羅万象おのずから見ゆ
そして、我は宇宙霊と一体なりという感動的な悟りが
あなたの本心を貫くでありましょう

(ブザーの音)

本心が、宇宙霊との一体感を把握したとき
大きな不思議な力が、あなたの体内に湧き起こってきます
そして、重い難病がいつのまにか治ったり
危機一髪の生死の境から助かったり
奇跡的な現象が、起きることにもなるのです
これは創始者の天風先生をはじめ
多くの会員たちの実例によって証明されております
さぁ、後はただブザーの音、鐘の音にまかせて一心から無心の境へ
さらに本心の煥発へと、ひたすら修練に努めましょう
確固たる信念と、ゆるがぬ真剣さをもって、、、

(鐘の音)

(ブザーの音)