週末雑感

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 アマゾン.comで書籍をワン・クリックで注文すると翌週に届くので、気がつくと机の上に数十冊の未読本が横積みになっています。読書のスピードが興味本について行けなくなっています。今週末は追い込みして一気に4冊読んでみました。
 先ず青山繁晴著「ぼくらの真実」、青山氏はコメンテーターでよく頑張っていますので、そのご祝儀読書でした。次に、日下公人著「新しい日本人が創る2015年以後」、書かれている内容はだいたい察しがつくのですが、日下氏は今年85歳になりますので(これからもまだ活躍されると思いますが)、私が氏の著書を購入する最後本として、これまでご苦労さま読書でした。日下氏は最終章で「22世紀型の日本人になるために」と、早くも22世紀を論じているネアカぶりは健在でした。私に22世紀の視点を置いて行きました。
 ついで藤原洋著「第4の産業革命」、朝日新聞刊とあるので嫌な予感がして止めようかと思ったが、2020年政府目標「50兆円市場をつかめ!」とありましたので、まぁいいかと思い購入しましたが、やはり朝日でした。書かれていることが新しくなく退屈しました。
 さて、これからニューヨーク在住の松野哲也著「現代医療を超えて」
に入ります。昨日24日に松野博士の講演を拝聴しまして、現代医療を超えて哲学と合流させた思想に興味をもったわけです。氏は治療と平行して腹式呼吸を奨励していまして、吐く息に合わせてゆっくりとカウントダウンし、9、8、、、3、2、1、0にして行く方法を実行していました。これはまことに慧眼でして確かに体内の吐く息がゼロになります。私はこんな簡単なことに今まで考えつかず、翌朝からさっそく採用しました。
 こんなことで今週末が終わります。当地、明日26日から27に日にかけて史上最大規模の暴風雪で、非常時事態宣言が発せられています。NY市長まで出てきて冗談でない大雪とのことです。ですから2日ほど家に籠ることになりますので、これを機会に横積みされている中野秀雄著「モーツァルト 天才の秘密」と、小宮正安著「モーツァルトを造った男」の読書に入ります。私にはモーツァルトのメロディーとハーモニーの絶妙さ、自由無碍に繰り広げられるリズムがどこから来たのか、どうして生まれてきたのか不思議でならないのです。
 たぶんまたして大雪停電になると思うので、蛍の光り窓の雪〜♪で、モーツァルトを楽しむことにしました。


追記:
 さっそく取り入れた腹式呼吸で、息を吐くときに9、8、、4、3、2、1、ゼロとカウントダウンしていて、「ゼロって日本語なのかな」と可笑しな疑問が浮かびました。
 さっそくグーグルで「ゼロ」の旅路を捜索しますと、2世紀頃に
インド人がサンスクリット語の"sunya"を「空」「無」の意味として使かい、これが後に数字に使われ「偉大なるゼロの発見」となりました。
 8世紀にアラビア
人がインドを征服した時、数学と計算方法を手に入れてアラビア数字の誕生です。それが13世紀はじめにアラビア語のゼロという言葉「スィフル」(空)が、イタリアに渡りラテン語化して、中世ヨーロッパで最終的に「ゼロ」に落ち着きました。「ゼロ」はすっかり日本語として土着していますが、語源はサンスクリット語の「空」から来ていました。そんなことで私の腹式呼吸のカウントダウンは、3、2、1、空(くう)としました。


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このページは、三休が2015年1月26日 08:41に書いた記事です。

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