2022年8月アーカイブ

8:30.jpg 台湾ビザ取得がどうなるか9月5日まで未定ですが、先に9月9日から9月18日の 往復フライトを手配しました。本人は台北で1週間の隔離でも行くつもりでいます。9/9重陽で行き翌日は中秋節、隔離のドアの前に運ばれてくる食事に月餅も出るでしょう。窓から眺める中秋の名月もいいものです。台湾の友人にはまだ連絡していません。
 それにしても飛行機代の高騰には呆れてしまいます。アメリカNYから羽田間のビジネスクラスは、かつての2.5倍で、時価にして150万円ほどです。1時間飛ぶごとに10万円が飛んで行ゆきます。私にはそのような予算がありませんのでプリエコ(ビジネスとエコノミーの中間、座席は少し広いですが横になって寝られません)にしましたが、それも高くなりました。もし若ければ迷わずエコノミーです。

 出発前までに近藤大介著「米中新冷戦とアフターコロナ」を、読み終える予定でいましたが、どうやら機内持ち込みになります。機内で横になって寝られないなら座って読書です。何事も修業。
 さて、夏も終わり秋模様、いい9月を迎えましょう。

禁断の中国史

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8:29.jpg 今日は百田尚樹著「禁断の中国史」を読了。自宅の書斎ですと読書が進む。
 百田氏の一般読者向け警鐘本でして、中国ウオッチャーはこれくらいの内容は知っていますので、しいて読まなくてもいい本ですが、とりあえず目を通しました。禁断の中国史を、わかりやすく描けるのはさすがに作家百田氏です。
 私の推測ですが、百田氏はこんな本を書くから「日本は中国の侵略によりあと3年で滅ぶ」など発言し、安倍元首相のテロを前後して「鬱」に突入したかと思う。あるいわ誰かに脅迫でもされたか、作家とは辛いものですね。
 日本人はそれほど柔でない、もしそうならもうとっくに侵略されている。オピニオンリーダー百田さん、しっかりせんかい。「躁」になるのを待つ。

ITデジタル維新

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8:27.jpg 台湾のデジタル社会は、日本より5年先を行っていると思うが、識者によると韓国も5年先を行っているとのことで、金敬哲著「韓国、ー超ネット社会の闇ー」2022年7月出版を読んでみました。
 私はここ数年の間、韓国にまったく冷めてしまいニュースを追っていませんでしたが、デジタル社会が相当浸透しているとのことで無視するわけにも行かなくなりました。
 2020年の調査で韓国人がネットに割く時間は人生のおよそ34年となり、アメリカ人の21年、日本の11年に比べてダントツになっています。その結果としてアカデミー賞「パラサイト半地下の家族」、「Line」、「イカゲーム」、 BTSを始めとし、K-POP、韓国ドラマ、韓国アニメなどが世界を席巻していますのも偶然ではないようです。面白いことにデジタルネイティブの20代は反日より反中の方がより強いようです。
 もう反日、嫌韓などの政治的次元だけでは、今の韓国を理解できなくなってきています。ITデジタル、SNSの動きの方がより重要になってきています。韓国はすでにコロナ後のデジタル社会へ明確にパラダイムシフトしています。
 日本はいつまでも花園の平和の中で惰眠を貪ることなく、早急なデジタル維新を推し進めなければと思う次第です。 

総統とわたし

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8:26.jpg オフィス/倉庫の引き継ぎを終えて、今日から自宅の書斎でライフワークに入った。
 手始めは李登輝元総統の日本人秘書を、晩年の8年間務めた早川友久著「総統とわたし」の読書から入った。
さすがに側近の秘書だけに裏方の様子や私生活にも踏み込んでいます。
「従僕に英雄なし」という喩えがありますが、この早川氏の場合はどこまでも哲人心酔です。それだけ李登輝氏は裏表のない偉人だったことがうかがえます。私は最後のお別れしたく台湾に行ったが、すでに入院されていて叶わなかったことが無念として残りました。
 さて今回は、その台湾に行く予定で日本に向かいます。到着の翌日に台北連絡処にビザ申請に行き、取得できれば10日間の予定でいます。さてどうなるかです。まぁ焦らず開放されるのを待てば行けるのだが、私は「今」行きたいのです。できたら9月9日は重陽と10日の中秋節を、台湾で過ごしたい。

倉庫の白熊

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IMG_3855.jpg 本日8月23日にオフィス/倉庫の鍵を買い手に渡して引き継ぎが完了しました。明日からオフィスに行くこともなくなりました。
 倉庫の守護神であった白熊も役目が終わったので、お名残惜しくゴミ箱に入れさよならしました。すると引き継ぎの時に「白熊がいないが、どうしたのかな、私はあの白熊が気に入っているので残して欲しい」と言われ、慌ててゴミ箱から取り出し元に戻しました。
 どうやら先方に私の白熊への思いが伝わったようでなによりでした。まぁ、なんてことはない白熊が居残り、私が去るはめになりましたが、でもそれでいい。
IMG_3859.jpg 少し気になるのが、すっかり餌付けしてしまった野良猫です。
 キャツフードの袋を逆さにして空になったところを見せたが、たぶん猫には伝わらないだろうが、今日はめずらしくドアの近くでふて寝していました。
 さて、明日からは自宅の整理が始まります。

IMG_3847.jpg 週末に韓国街の理髪店に行ってきた。指名するおばさんの技術は確かなもので4つの髪バサミと4つの櫛をクシして綺麗に仕上げてくれる。
 ただ職人の頑固さで、私が五分刈りをお願いしても前髪を切らぬまま終わります。当初は言葉が通じないのかと思ったが、どうもおばさんの美意識なのかも知れないのでそのままに任せています。そういえば日本でも理髪の師匠に五部刈りでなく伸ばせと言われたことがありました。そのようなことで頭の髪だけは、シルバーですっかりアメリカンです。
 この理髪店の隣に「ABIKOカレー」韓国料理店が開店しました。当初ABIKOとは我孫子ではと半信半疑で入りましたが、日本と韓国のミックスカレーで、辛くてニンニクたっぷりでクセになる美味しさでした。そんなことで韓国街へ行くたびに理髪店とカレー店が2点セットになっています。
 店主に「ABIKOとは日本の我孫子?」聞きましたら、「我孫子はカレーで有名です」とのこと。さっそくネットで調べてみると、なるほど日本カレーとインドカレーの街のようでした。
 我孫子は中国語で「私の孫」となり、語呂の響きに誘われ次回に我孫子を尋ねてみることにした。前回は横須賀の海軍カレーで今回は我孫子カレーです。   

 岸田首相が新型コロナウイルスに感染したが、1日で平熱に下がっているため22日午前オンラインによる公務を開始したという。
 コロナウイルスを2類から5類へにの決断をせず、ぐずぐずしているからこんなことになる。首相自らの経験を元に、国民のリーダーとしてインフル同類の5類へ決断すべしです。それに国民もいい加減に無用なマスクを外したらと思うのだが。

台湾ビザ

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IMG_3818.jpg   洗車場に行くと「ウクライナ側に立つ」とのサインがあった。

 コロナ感染拡大のため台湾に3年もご無沙汰になっています。
 9月にはなんとしても行こうと決めていたが、台湾の3人の友人に、はやる気持ちはわかるが急がずビザが開放されるまで待つことをすすめられた。
 今日20日から私が定期購読しているウエブマガジン「中国ゴシップ」の福島香織女史が台湾に入りました。やはり「空港で検疫に1時間ぐらいかかりました。飛行機に乗る前に問診票に記入して、PCR検査用の唾液採取、それから防疫タクシーに乗って、防疫ホテルに隔離されに行きます。隔離ホテルは正面から入れず、裏口にからひっそりはいって、ホテルの受付の人も防疫服でものものしかった!ホテルの部屋はなかなか広く、清潔で、ベランダもあって、湯船もありました。4日間は一歩も出られない! 5日目からは外出許可を得て外に出ることができますが、人との会食はだめみたいです」。
 いまだに厳しいですね。私はそれでも行きたく日本でビザを申請してみます。また、運よく待機中に開放されたら滞在予定を延長して行こうと思っています。
 

IMG_3832.jpg いつもの公園の池の端に、ハイビスカスの花が並んで咲いています。
 あまりに精霊なので散歩しながら写真を撮っていますと、ベンチに腰掛け暇を持て余した老人に手招き呼び止められ、「君はなに人か」と、不躾に聞かれ日本人だと答えると「やはりそうか、この花はハイビカスカスといい神聖な花で、今が一番きれいな時だ」と説明を受けました。
IMG_3829.jpg たぶん容姿と言葉の使いからして大学教授上がりかと思うが、たまたま私がパスポートを更新した日なので、奇遇と思いしばらく立ち話を続けた。親族が鹿のいる奈良に住んでいるとのことで、ここで日本の首相が暗殺された、、と、まだまだ話が続くのだが、私は散歩中でしたので失礼させてもらった。
 私にとってのハイビスカスは「男はつらいよ」沖縄特別編で、寅さんとリリーの緊迫した会話のシーンが思い浮かぶ。
「私たち、夢見ていたのよ、きっと、ほら、あんまり暑いからさ」、リリーの頭に刺した紅いハイビスカスと赤いワンピースが美しかった。なぜ最終篇でふたりをそわせてあげなかったのか、山田洋次監督の薄情を恨めしく思った次第。

パスポート更新

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8:17.jpg  パスポートを更新しました。10年期限の2032年まで有効。
 ついに長いアメリカ生活を、日本のパスポートで通してしまった。
過去の思い出を閉じて、新しい旅が始まります。
8:10.jpg 新しいパスポートは各ページが無地でなく、それぞれ北斎の富嶽百景の絵柄になっていた。私は富士山が好きなので持ち歩くのに最適です。できたらもう一回更新を予定しています。
 新しいパスポート番号で、9月から10月の旅行の計画を立てますが、コロナのため台湾のビザ取得が難しいので、とりあえず見切り発車し、日本に行ってから申請したく考えていますが、さてどうなることか。

 旅人と わが名よばれん 初しぐれ (芭蕉)

IMG_3733.jpg 私は真夏の青空を突くようにして咲き誇るサルスベリ(百日紅)を愛でる。 今年も元気に咲いてくれた。
 さて、この真夏日に我が婿殿は、アメリカに来たついでにペンシルバニア州でのEastarn States 100マイル(東部地区160km)のトライアルに挑戦し、たったいま完走したとのメールが届いた。少しの休息を取ってから我が家に向かい夕食でした。明日は午後6時の飛行機でスイスに戻る予定でいます。

 14日の早朝5時にスタートして走行ペース30時間でしたが、15日の午前11時に29時間3分で30位で完走しました。280人ほどが参加したが、厳しいコースでしたので半分くらいが途中棄権したとのことでした。
 今回はスタート地点まで車で4時間かかり携帯も通じない山の中、しかも前日の夜にテントで1泊でしたので、私は応援に行きませんでしたが、彼がチェックポイント6箇所(中継地)に置いておく諸備品を見まして、準備が半端でないことを知りました。160kmの完走にはそれなりの裏準備がありました。
 そろそろ引退してもらいたいものだが、もうベテランの領域です。

お盆、ほおずき

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IMG_3757.jpg 毎年のことだが、我が家の庭のほおずき(鬼灯)が、赤身をおびてお盆が近いことを知らせてくれています。
 今朝、庭のほおずきを切り取り花瓶にさし、キュウリの馬と、ナスの牛をこしらえて仏壇にそえました。 鎮魂の歳時記です
    あの日のお祭りに
    今夜は一人で行ったよ
    
想い出のほかにひろったものは
    誰かが忘れたほおずきをひとつ  (さだまさし詞)

西部劇の町

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IMG_3753.jpg 先週末の孫娘のお付き合いは、西部劇の町 「Wild West City」 テーマパークでした。
 映画ロケションのセットのような広場で、カウボーイが銃を持って撃ち合いや決闘シーンを演じてくれています。
IMG_3756.jpg 1975年にオープンしたというが、今どきアメリカ東部での西部劇テーマパークとは古い。
 スタッフの熱心さに感動するが、なにせ老齢化が進み同情を誘う。採算ベースの維持費からみてたぶんここ数年で閉鎖となるだろう。
 今は「西部への夢」は、ITシリコンバレーの町となり、古き西部開拓のロマンはもうない。
 インディアン嘘つかない、郷愁だけでは生き残れない。

台湾 VS 中国

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8:2.jpg ナンシーペロシの台湾訪問で、中国がやたらと吠えて台湾海峡波高しです。
 でも私自身は、またかいなと中共の恫喝外交に、しらけて距離置いて見ています。たまたまこの時期に、近藤大介著「台湾 vs 中国、謀略の100年史」を、読んでいました。
 著書は台湾vs中共100年の対立を、人物を中心にして満遍なく整理されてましてたいへん参考になりました。毛沢東と蒋介石の国内戦は周知ですが、鄧小平と蒋経国がソ連留学時に友人だったとは知りませんでした。
 しかし、出版日が1年前でして日々変わる時事としては、すでに古くなってきています。私が知りたいのは台湾の若者の価値観でして、氏の次の著書を待ちたく思っています。
 私の台湾未来史は『台湾が中国を統一する日』、副題として「民主デジタル社会が、独裁デジタル社会を駆逐する」と、今世の中国論と真逆になっています。
 そのために台湾は、中共が崩壊するまで国防力を強化して「積極的現状維持」と考えています。
 心配ないからね〜♪ 君の勇気を
    信じることさ 必ず最後に愛は勝つ!
 

Get Back、 帰郷

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IMG_3738.jpg 我が街で毎年7月と8月の火曜日に、夏のフェスティバルが開催されています。
 小規模なフェスティバルですが、昨日のバンドはいつものジャズでなく、ビートルズソングの特集でしたので懐かしく聴き入ってしまった。
 ここで流れた『Get Back』 は、1969年4月にリリースされた名曲でして、私はこの年に日本を離れています。
 Get Back Get Back Get Back to
   Where you once belong 、、、
 なにか私のいまの心境を歌っているようで、しんみりしてしまった。
IMG_3734.jpg
 追記;話がまたタトーになってしまうが、ここに来ている街の人々には、タトーがまったく見られなかった。
 何故という説明は省くが、やはりそうかと妙に納得。
ともあれ、私はこの様な街に住んでいました。
 街の警察、消防署員もバザーに参加してまして、ここにもウクライナの国旗が、ひっそりと置かれていました。

私の「履歴書」

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8:1.jpg 8月のはじめは、天風師を通じて知己を得た吉田勝昭氏から、著書「私の履歴書」―61年の知恵―、日経新聞連載「私の履歴書」に登場した約870名すべてを、デジタル版にして抽出と要約が完成したと連絡を受けました。
 吉田氏のライフワークとはいえ、版元の日経新聞でもやらない膨大な作業をやり遂げました。実に頭の下がる思いです。
 氏のメールに;「ネットのガイドイドブックで、興味ある登場者名をクリックするだけで、その人が履歴書内で紹介している興味深い箇所を簡単に読むことができます。作成目的は登場者が次世代に、何を伝えたいのか、何を知って欲しいのかを抽出、要約しています。これを読むことで各界リーダーの生き方や考え方、その時代の背景と歴史上の人物像を知ることができます」とありました。
 まさに各界の著名人870人名百科事典です。これを私だけの資料にしておくのは余りに惜しいので、ここに紹介することにしました。
Web日経「私の履歴書」カ?イト?フ?ック.pdf

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