2014年5月アーカイブ

皐月から水無月へ

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紅の豚.jpg        「飛ばねぇ豚はただの豚だ」 「いいね!」

 5月も今日で終り、なんだか飲水だけに終始してしまった感じです。
やっと1日にペットボトル(500ml)4本+の飲水が習慣化してきました。
 今月はもう一つ集中したのは、いい歳した私と娘とで宮崎駿作品集を再度観賞しました。昨年の「風立ちぬ」が評判倒れでして、宮崎駿監督はこの程度のだったのか、どうも納得が行かず再観賞した次第です。
 「天空の城ラピュタ
(1986)」、「となりのトトロ (1988)」「紅の豚  (1992)」「もののけ姫 (1997)」「千と千尋の神隠し (2001)」「崖の上のポニョ (2008)」、プロデュース作品「おもいでぽろぽろ (1991)」、「耳をすませば (1995)」を、観賞しました。今週末に「風の谷のナウシカ(1984)」と「魔女の宅急便(1989)」を見て一段落です。
 宮崎監督の作品はどれも素晴らしかったです。風景が鮮明で美しくこれだけで十分に楽しめました。ストーリーと動作のスピード感が面白いうえに、あの奇想天外な想像力、どうしたらあのような奇天烈が出てくるのか、監督の頭を解剖したくなってしまう。
 私の一番お気に入りはニヒルでアナキーな「紅の豚」ですが、監督はこの作品を
「道楽でくだらない物を作ってしまった」と罪悪感に囚われたと言いますが、監督の嗜好がよく出ています。洋画「カサブランカ」のアニメ版でして、これ以外の物語はすべて女の子が主人公になっています。最近の女性が元気なのは幼児時のアニメの影響かもです。全作品ともまぎれもなく日本アニメ文化を体現して少しも期待を裏切っていませんでした。「トトロ」が世界中の子供たちのアイドルになるのが頷けます。改めて再評価でした。
 文化を創造するのには天才一人でもいいのかも知れない。一人の天才を産む裾野には、それを理解できて支える多くの才人がいるわけです。「数を少ないことを憂うることはない。少数者で充分果たし得る。歴史はつねに少数者によって創られてきたではないか。キリストがこの真の実例である」、西行、芭蕉もしかり、世阿弥、千利休もしかりです。近くには黒沢明監督、首相が一人代わっただけで世の中さま変わりです。
 ただ、昔なら人生50年で、旬が過ぎると消えて逝きましたが、今は旬を過ぎてもなお余生30年で、難しくなっています。宮崎氏も「千と千尋の神隠し」で、20世紀の終りとともに長編アニメ監督の引退宣言をしていました。あれが旬の潮時だったと思うのですが、そうもしておれず「風立ちぬ」の蛇足作品でした。人生なおも30年+、ここでいま一度人間の真価が問われるたいへんな時代になっているようです。
 

 さて、6月の水無月となります。水が無い月でなく「な」は「乃」の連帯助詞から来ていまして、梅雨明けの「水の月」となります。6月も継続して水を飲んで行きます。
 みなさんもよい水無月をお迎えください。

満州、愛新覚羅

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5.26.jpeg           (清朝発揚の故宮殿)
 合掌
 満州国皇族、清王朝の粛親王の末娘、愛新覚羅顕キ(あいしんかくらけんき)が、5月26日に北京市の病院で死去(享年95歳)。東洋のマハタリと呼ばれた川島芳子姉と共に満州国興亡の激動の中で翻弄された人でした。戦後は日本のスパイ容疑で農村で強制労働を含め23年間も監禁されていました。

 日中国交回復後に名誉回復となり、晩年は日中関係が悪化しても親日派を自任してはばからなかったといいます。満州人のプライドと意地でもあったのでしょう。これからは沈陽の故宮殿に帰霊なされてゆっくりお休みください。
 満州国の最後の皇族が逝かれ寂しい限りです。葬儀に日本からどなたかが参列されるのだろうか。
 満州国と愛新覚羅顕キのご冥福を祈ります。     再拝

西行、東へ行く

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DSCN1679.jpeg  ねがはくは 花のしたにて 春死なん 
           そのきさらぎの 望月の頃 (西行)

「ローン終え ほっとつかの間 墓地ローン」(サラ川)、今日はつまらん話しです。
「就活」「婚活」についで「終活」がブームとのことで、まだ死んでもいないのに納棺体験をするようですが、ご苦労さん。こんなことは別に体験しなくもいつかは逝く道で、
その時はその時。生きているかぎりは取り越し苦労をやめにして、今を楽しむことです。元気なうちから終活とは、よほどの物好きか暇人で何もやることがないのだろう。潜在意識からみましても百害あって一利なし、せっかく生かされている命を自分から棺に足を踏み入れる罰当たり、こういう律儀な粗忽者はさっさと逝きなさい。お先にどうぞ。
 さてそこで私事になりますが、毎年5月は花粉症のため一年を通してメンタルが最も低い欝月になっています。ですから私の最期は西行と同じように「きさらぎの望月の頃」ではないかと考えていました。しかしこのたび体内に水を補給することで予定をキャンセルしました。そのうえ寿命がさら延びたようで、有り難いことです。
 私がバリバリの経営者だった時は、積極一貫でマイナスの赤ペン使用禁止、「問題」という言葉は禁句で問題は商機としてきました。ですからかつて一流大学の哲学部を出たインテリが、二つの事でよく私を面白可笑しくからかいました。
 一つは、電卓を専門に販売してましたから、もし私に電卓の商品開発させたら『+』プラスキーと『×』掛け算だけで、『ー』マイナスキーも『÷』割り算もない電卓になるだろうというジョークでした。まぁ私ならばさもありなんでやりかねない。
 もう一つは、毎日「積極、積極と言いながらなぜ花粉症になるのだ」という意地悪な冷やかしでした。私は「花粉の侵入を皮膚層で積極的に排除している証しだ」と強がっていましたが、内心は忸怩たる思いでいました。そして毎年のこの時期になるとインテリの冷笑を思い出すのですが、こればっかしはどうにもならず悔しい思いをしてきました。
 でも、今なら彼に「どうだご覧の通りだ」と言い返してやるのだが、残念なことにインテリは消息不明、いま頃はどこかで「終活」哲学でもやっているかも知れない。
 「インテリは もの知りだけに 不幸者」

山の神さまの水

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20.jpeg 毎日アメリカの "100% Natural Spring Water"の水を飲んでいますが私の凝り性はこれで止まらず、日本、フランス、ドイツ、デンマーク、カナダ、フジー、アイスランド、ニュージランド等のミネラルウオーターの味を試しています。どの水もたいした違いがありませんが、やはり瑞穂の国・日本の水がいちばん美味しく感じられます。
 サントリーでは「水と生きる」を社是に、天然水は山の神さまがくれた水としています。天から山にふり注いだ雨は、大地を潤し川から海へと流れ、再び雨となって山に還元しています。水を飲むことは自然を飲むことであり、人間もこの自然サイクルのなかで水と共生しています。「生水」とは生きた水でして、
天然水をここまで究めて命の息吹を注げば水も美味しくなるわけです。

 それにしてもどうしても腑に落ちない事があります。体内の水不足を補給することで、花粉症状が軽減し、扁桃腺の腫れもなく喉の痛みが消えるとは(まだ確証ではありませんが)驚きです。これまで耳鼻咽喉科の4人の医師に診察してもらったあれはいったい何だったのか。
 初診は東京の医師でしたが、喉が赤く腫れているのを診て某大学病院を紹介されました。某大学病院に行くと医師はさしたる診療をせずに、手術の日取りの話しになりました。患者軽視のいい加減さに腹が立ち、アメリカの医師にセカンド・オピニオンの診察を受けましたら、手術する必要ないと薬の処方箋をくれました。もしあの時に扁桃腺を切除していれば今頃は大変だったと思います。それにしても4人の医師はなぜ私の体内の水不足を指摘し、飲水のアドバイスをしてくれなかったのだろうか。もし医師が勧めてくれていたら10数年前に治っていたと思う。彼らは本当に知らないのだろうか。
 私は迂闊にも読み過ごしてましたが、中村天風医師の著書「錬身抄」で、1949年の時点にすでに体内の水不足と健康保持のための飲水法が提唱されていました。また1992年にはアメリカで100万部を越えたベストセラー、
「病気を治す飲水法<万病を予防し治す水の力を総解説>」バトマンゲリジ医師著(イラン人)が、中央アート社から出版されていました。健康維持は初めに水ありき、体内からの痛みは水不足のサインとする水療法で、医療パラダイムの転換を問いかけています。
 私はこの二冊の著書に啓蒙されて、長年の花粉症と扁桃腺の痛みに挑戦してみたわけですが、これまでのところでは身体が効果を実証しています。
 命の甦り、今年の誕生プレゼントは山の神さまの水とこの二冊の著書でした。

水の飲み方

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IMG_0846.jpeg 海外生活や旅行で一番注意しなければならないのが水あたり(水毒)です。ですから私はこれまで生水を極度に敬遠してきました。
 レストランで水が出ても飲んだことがありません。インド旅行では水滴のついたサラダや果物に手をつけませんでした。中国では生水を飲む習慣がなく沸かしたお湯を「開水」と言いその湯冷ましを飲んでましたが、それもできるだけ飲まずに過ごしました。エジプトを旅行した時にガイドから脱水症を防ぐために水を絶え間なく飲むように言われて初めてペットボトルの水を飲み始めました。ただ彼らが水道水をペットボトルに詰め込んで売っているのを目撃し挫折。モーゼが「出エジプト」してイスラエルに入った気持ちがわかりました。イスラエルの水は安心して飲めました。高地ペルーを旅した時もガイドから水には酸素が溶けているから高山病の予防になると勧められました。なんか人魚にでも思われたのかも。

 人間は水を一滴も摂取しなければ4〜5日で命を落とし、水分が体重の20%減少すると死に至るらしいです。なるほど人間も水棲動物から進化したわけです。
 私は通常一日に朝と夕に野菜スープをコップに1杯、三食の食事にみそ汁かスープ、コーヒーを2、3杯、晩酌にビールか赤ワイン、夜はゆったりと水割ウイスキーを摂っていまして、これで水分は事足れりと思ってました。しかし、これが間違っていたようです。スープは食事、お茶、コーヒー、アルコールも水分ですが水に数えられないばかりか利尿作用でかえって脱水を促すとのことでした。それに喉が渇いたと感じた時には体内から水不足の最後のサイン(黄色信号)で、その時にはすでに慢性水不足が起きているとのことでした。ですからその前に絶えず水の補給が必要になっています。
 さてそこで1日1500ml+の飲水法ですが、これは摂取水量に個人差がありますので、それぞれ自分に合った飲み方を習得して行くことになります。基本的な飲み方として、サントリーの水辞典のサイトを参考にして書き進めます。
http://www.suntory.co.jp/company/mizu/jiten/drink/dr_08_01.html

朝起床時に:
 寝起きに先ずコップ2杯〜500
ml(ペットポトル1本)これは慣れませんときついですが大切な補給となります。
朝起きた時の私たちの体は、寝ている間に皮膚や呼吸を通して水分を失い、水分不足に陥っている状態です。血液中のミネラル濃度も高くなっているため、朝一番の水分補給は重要であると考えられます。
スポーツや活動時に:
 一昔前は運動中に水分をとると疲労が増すと言われていました。しかし運動中には大量の汗をかき、水分はもちろんナトリ
ムなどのミネラルも体から失われ てしまいます。体重の2%の水分を失と軽い脱水症状に陥り動作反応の低下や食欲喪失などの症状があらわれます。適切に水分補給をしないと、熱中症や熱けいれんを引き起こしかねません。
入浴後に:
 入浴による発汗で私たちの体は水分を失っています。入浴後には水分補給をすることが大切です。
就眠前に:
 就寝前の水分補給も大切。睡眠中の水分不足による血液中のミネラル濃度の上昇を防ぐと考えられています。
他の参考書では三食の前後30分前にコップ一杯を進めています。

 以上の飲み方を基本としています。これはあくまで基本でして、後は一日の排尿の回数と色の濃度を見ながら各自が自分に合った飲水法を工夫して行くことになります。
 私の場合は朝の起床時と就眠前はこれを実行していますが、後は天風方式を取り入れて、昼間はペットボトルを身近に置いて、一息に飲み込まず
玉露茶を喫すように、少しずつ口の中で味わう気持でゆっくり飲んでいます(目下ペットボトルで一日4本となっています)。
 中村天風師は一日に2500ml〜の飲水を進めていまして、さらには水の中に生命エネルギーの活力があるとして、飲む時に自己暗示法を用いて健康維持の念願を打ち込むことを進めています。
 いやはや、たかが水、されど水、「生水、生米(玄米)、生卵」とはよく言ったものです。

水補給 vs 花粉症

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tumblr_mwdjwfSO1T1ri6x74o1_r1_500.jpeg 喉の渇きに朝から晩まで「水、水、水、」を求めて砂漠を彷徨い歩く旅人を、家族や周りの者は「また始まったか」と、あきれた顔で見ていましたが、今ではみな私に習い水浸しの状態です。私は真理に感動するともうその事だけに夢中になってしまう性分なのですが、最近はそんな自分に半ばあきれながらも可愛く思うようになっています。  

 5月も中旬が過ぎ、私の花粉症シーズンもまもなく終わろうとしています。今年は体内に水を補給することで花粉症と向き合いましたが、どうやらしのぎ切ったようです。これまでだと今頃は扁桃腺が赤く腫れ、喉が痛く、朝は粘液のタン、咳が絶え間なく出でたいへんなのですが、そうした症状もなく快調に過ごせました。ただ母の日に(シーズン中は禁酒)もう大丈夫だろうと気がゆるみ、赤ワインを2杯飲んだらてきめんに目が痒くなってしまい5日間ほど辛かったです。目ヤニが出なかったのは幸いでしたが、潤ウル目の対処は来シーズの課題として持ち越されました。来年がまた楽しみです。
 ともあれ36年も続いた花粉症が、水をたくさん補給することで無くなるとは、いかに自分の体が水不足だったかを物語っています。花粉症は水不足のサインだったわけですが、そうとも知らずによくもまあ今日まで虐待してきたものです。ごめんなさい。
 考えれば水の補給は足し算の常識問題でした。人間の体は25%が個体で75%の水分で構成されてまして、水分が体重の60%〜65%を占めています。この水が血液として体内60兆個を越える細胞と細胞間を駆け巡り生体機能を活発にして健康保持しています。
 人間の体が1日に排出する水分と補給水量は約:
 呼吸によって排出 400 ml  1日の食事から水分 600 ml
 皮膚からの蒸発  600 ml  代謝燃焼水      200 ml 
 尿や便から排出  1300 ml  
1日の必要補給水      1500 ml

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 1日排出量合計  2300 ml 1日必要入水量     2300 ml

 

 健康維持のために毎日1500ml(ペットボトル3本+)の水分補給が必要になります。私は不覚にもこの水の補給を長いこと怠ってきたことになります。しかも乾燥したアメリカ大陸に住んでいながらにです。
 水補給による体質改善には4ヶ月ほどかかるようですが、2ヶ月を経過した現在、寝汗もなくなり、乾燥した肌もみずみずしくなり腕をギュとしぼると水が滴り落ちるかのようです。
(飲水法に続きます)

首相、今でしょう

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 安倍首相は15日に記者会見を開き、集団的自衛権行使の容認ついて政府の基本的方向性を表明し、国民に理解を求めました。
 これは安倍首相再任の選挙公約でもあり、会見の内容はわかりやすく納得の行くものでした。民主主義の社会は何をしようとたくさんの意見があり多くの反対者もでるわけですが、政治家は国民に方向性を提示し責任をもって決断しなければならないわけです。事ここに至っても何もせずただ「平和」のお題目を唱えている政治家は無責任です。平和は願うものでなく作為するものです。蒙古襲来時の日蓮はいずこに?
 私は首相の表明を支持します。現在の国際情勢とくに極東アジアの暗雲、中国の覇権行為、それに対するアメリカ・オバマ政権の頼りなさを見ていまして、このまま行けば地域戦争まで行ってしまうことをたいへん危惧しています。私の5月8日付けブログで、戦争抑止のために集団的自衛権行使に踏む込むべきと、「ハナミズキ」の替え歌を書いて不評をかいましたが、本人は茶化したわけでなくいたって真剣でした。我々は好むと好まざるに拘らず中国の暴走と朝鮮半島の危機に対処しなければなりません。政治家は国民の生命と暮らしを守る事が仕事でして想定外は許されないわけです。

 会見なかで「海外に住む日本人は150万人。さらに年間1800万人の日本人が海外に出かけていく」時代に、ローカル政治がそれに対応できずにいるわけです。パスポートの1ページに「日本国である本旅券の所持人を通路故障なく旅行させ、かつ、同人に必要な保護扶助を与えられるよう、関係の諸官に要請する。日本国外務大臣」とあり、国民保護は国の責務となっています。
 私は18歳からパスポート暮らしで、海外生活は「常在戦場」と覚悟して過ごしてますので、いまさら保護扶助を期待していませんが、パスポート保険は心強くずいぶんお世話になっています。この安全保障がさらに強化されるのでしたら、もちろん歓迎です。

珊瑚の木(でいご)

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Corl Tree.jpeg 5月の花をもう一輪。上の写真は中米コスタリカの熱帯雨林で足場の危険もかえりみず渓流まで降りて行き撮らえた自慢の一枚です。私はこの花は熱帯雨林にだけ咲くものと思い、一期一会を感じて大切にしてきました(2011年11月29日のブログ「雨に咲く花」)。
 先日3月のこと香港のビクトリア・ピークを散歩した時に、この花がたくさん咲いている木を発見しました。まさかの間違ではと4月にもう一度そこを訪ねて確かめたが、やはりこの赤い花でした。知ることは失うことでもあり、これには少々ガッカリ。その時ふと高校時代に愛読した「星の王子さま」が、バラの花に出会した一場面が思い浮かんできました;

 「遠くに残してきた花は、じぶんのような花は、世界のどこにもないといったものでした。それなのにどうでしょう。見ると、たった一つ庭にそっくりそのままの花が、五千ほどあるのです。ぼくは、この世に、たった一つという、めずらしい花を持っているつもりだった。ところがじつは、あたりまえの花を、一つ持っているきりだった」。私もこんな心境でした。
 「星のおじサン」さっそく調べてみましたら、マメ科の落葉高木で、インドやマレー半島を原産とする「珊瑚の木(Coral Tree)」でした。なるほど赤珊瑚だ。緯度を同じくするコスタリカに咲いていても不思議でありませんが、こちらはメキシコ、アルゼンチンを原産とする花でした。日本では沖縄県が北限とされ春から初夏にかけて咲き、沖縄では「でいご」とよばれなんと県花にまでなっていました。花言葉は「夢」でして、私もいい夢をみさせてもらいました。

  でいごの花が咲き
  風を呼び 嵐が来た
   でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ
  ささやかな幸せは うたかたの波の花 (島唄・宮沢和史)

 な〜んだそうだったのか、「星のおじサン」とぼとぼとビクトリア・ピークを離れる時に、負け惜しみに「王子さま」の言いわけをつぶやき;

 「あんたたちは美しいけど、ただ咲いているだけなんだね。あんたたちのためには、死ぬ気になんかなれないよ。そりゃ、ぼくの花も、なんでもなく、そばを通ってゆく人が見たら、あんたたちとおんなじ花だと思うかもしれない。 だけど、あの一輪の花が、ぼくには、あんたたちよりも、たいせつなんだ。だって、ぼくが水をかけた花なんだからね。いちばん大切なものは、心でしか見えない。かんじんなことは、目に見えないのさ」。
 
私は年甲斐もなく久さかたぶりに高校生の自分に舞い戻った気分でした。一輪の夢よ、有り難う!!DSC01457.jpeg        (香港、ピークに咲く珊瑚の木)



ハナミズキ(花水木)

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IMG_2936.jpeg  空を押し上げて〜 手を伸ばす君 五月のこと
  
薄紅色の可愛い君のね
  君と好きな人が 百年続きますよ (詞・一青窈)

 ハナミズキが咲く5月は、私にとり花粉症で「鼻水期」となっています。目に青葉、いや目に涙、鼻に水、喉に咳なのですが、今年はさしたる症状もなく何とかこのまま行けそうです。あと1週間のしのぎです。
 ハナミズキはアメリカの原産でして、1912年に当時の東京市長がアメリカに桜木を贈った返礼に、1915年にハナミズキを贈って来たことにはじまります。来年はハナミズキ来日百周年でこの歌が流れることと思います。
 「
君と好きな人が 百年続きますよに」とはオーバー表現ですが、一青窈さんがこのような日本的発想を越えた詞が書けるのは、台湾人の父をもつたことによるかと思います。台湾では結婚式の祝辞の常套句に「天作之合、百年好合」(天意のよきご縁が百年続きます)として使われています。それにしても彼女はいい詞を書きますね。ハナミズキが咲き誇る5月になると自然とこの歌を口ずさんでいます。
 今日のニュースに
南シナ海で中国とベトナム艦船が石油掘削をめぐり衝突し数人が負傷。フィリピンでは中国漁船を拿捕し11人拘束とありました。またアメリカ空軍司令官の言及では、中国が黄海と南シナ海に新しい航空識別圏を検討中とのことです。中国が資源と食糧の略奪に着手をはじめました。もし、こうした事態が尖閣諸島で起きたらと思うとゾ〜とします。でもそれは明日かも知れません。桑原桑原。
 それでもノー天気平和国家の日本は、自国だけで国を守れないというのに集団的自衛権の賛否をめぐって未だにもめています。今は覇権国に対して集団的戦争抑止が必要になっています。
  
空を押し上げて 手を伸ばす中国 五月のこと〜♪

  日本の抑止がいつか実を結び
  果てしない野望が ちゃんと止まりますように

  日米関係が 百年続きますように〜♪

日の名残り

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IMG_2797.jpeg            (香港、夕陽無限好 只是近黄昏)
 せっかくの五月晴れの週末なのに出無精して読書三昧でした。
 アマゾンの創業者ジェフ・ベゾス氏が愛読した小説で、アマゾン社を理解するうえでの必読書とかいう、カズオ・イシグロ著「日の名残り」(1989年刊)を読んでみました。"The Remains of the Day"のタイトルで映画にもなりました。
 ベゾス氏がアマゾン創業を決意する時、「後悔最小化理論」に影響を与えたというが、私はカズオ・イシグロ(石黒一雄)という英国を代表する世界的な作家の小説を初めて読みました。1954年に長崎で生まれ5歳で渡英し、日本語がほとんど話せないといいます(日系アメリカ人二世かと思っていました)。
 「日の名残り」は、人生で何を選択するにしろ1回かぎりで2ページはないというストリーでして、選択したら「後ろを振り向いていちゃいかんのだ。後ろばかり向いているから、気が滅入るんだよ。いつかは休むときがくるんだ。それでも前を向きつづけなくちゃいかん、前を向いて人生を楽しまなくちゃ。夕日が一日でいちばんいい時間なんだ」。
 そしてアマゾン創業の決断にベゾス氏の背中を押した言葉は、「人生が思いどうりにいかなかったからと言って、後ろばかり向き、自分を責めてみても詮無いことです。何か真に価値あるもののために微力を尽くそうと願い、それを試みるだけで十分だ。そのような試みに人生の多くを犠牲にする覚悟があり、その覚悟を実践したとすれば、結果はどうであれ、そのこと自体に誇りと満足を覚えてよい十分な理由になりましょう」と、こんなところかと思います。

 ベゾス氏は母校プリンストン大学での講演、「才能と選択の違いを知ること」で、ここの卒業生はみな才能をもっているが、それを基盤に何を選択しそれに集中努力できるかが、与えられた才能よりもさらに重要なことで、「あなたが何を選ぶか、あなたが下す決断が『あなた』をつくっていきます」と結んでいます。
 前を向いて挑戦し、人生を楽しまなくちゃ。そうすれば夕日が一日でいちばんいい時間になるだろう
としています。
人生を実践している人の言葉として拝受したいものです。

花粉症

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IMG_2908.jpeg       あらたふと 青葉若葉の 日の光り(芭蕉)

 5月です。春と初夏の代り目に春雪花(Spring Snow Crab Tree)の花びらが若葉に追われるかように散りはじめ、白と黄緑と青空とでパステル色になります。私はこの自然の配色がとても好きで通勤のドライブ路を楽しんでいます。
 さて、私の5月のテーマは「飲み水」としました。今月はどこにも出かけずじっくりと飲み水に取り組んでみたく思っています。
 汚染された中国からでも反面教師として学ぶものがあります。青い空と輝く太陽から豊かさを学び、新鮮な空気から深呼吸を学び、きれいな水から飲み水の有り難さを学びました。
 3月に中国へ出張した時、彼らが会議中に絶え間なくお茶を飲み続けてるのは大気汚染対策だとヒントをもらいました。その帰り3月20日に東京でマッサージ師から「水をたくさん飲みなさい」とアドバイスされた瞬時に、長らくモヤモヤと考えていたことが、「そうかこれだ!」と霧が晴れるようにストーンと納得が行きました。オーバーの表現ですがマッサージ師の言葉が神の声に聴こえました。考えれば私たちの体の約65%が水分で構成されていますから、水分の補給は理にかなった事なのに、どうして今までその事に気がつかなかったのか、一つの悟りというものなのでしょう。
 人間が1日に排出する水分は約2.3リットルいいますから、その分を、飲食物で補給する必要がありますので、寝る前にペットボトル1本(500ml)、朝起きた時に1本、日中の食前、食後、食間や風呂上がり、随時思いついた時に計2本と、1日に4本を心がけています。これでは夜中に何度も起きてしまうという私の問に、「そこがポイントでして、尿意を感じて起きるのでなく、浅い眠りの時に尿意を感じるのだからスッキリさせてまた寝ればいい」とのことでした。なるほどです。
 早速に水分補給の生体実験を開始していますが、5月は本格的な取り組みとなります。毎年恒例の4月中旬から5月中旬にかけての花粉症を今年はこれでしのいでみようと考えています。目下その中間報告ですが花粉症の症状がまだでていません。果たして36年ぶりに花粉症から解放されるのか、請ご期待!といったところです。

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