このところ東の空に輝く明けの明星を見ながら朝の運動を始め、南方に傾いた朝日が昇る時に終えています。
その後は何をしたかも曖昧のまま11月が終わってしまった。こんな非効率ではいかんと思い、今日は12月に予定表をきちんと作成した。
東京に6日、台湾に5日、アメリカに7日の強行予定になっているが、その方が刺激になっていい。では、師走を始めます。
27日の月曜日に、謝長延駐日代表(大使)を、著書出版の際にお世話になった御礼かたがた表敬訪問をしてきました。
その折に、台湾で12月4日から書店発売になる中国版に、大使が最も誇りとしている民進党結党の経緯を、加筆させてもらった事をお伝えしました。大使は喜んでくれましてそこから話が盛り上がりました。
また、来年2月3日に台湾に留学した人たちの合同交流OB会を、台北で催すのでぜひ参加してくださいと招待されました。私の留学はもう50年前ですので、もし参加すれば最長老組になってしまう。
当時、私は国際留学生と日本留学生会の会長をしていまして、日台国交断絶の時に母国から置き去りにされ、国の保証もない留学生を保証するために奔走していました。
もうこの頃の人は参加しないと思いますが、いざ招待されると懐かしく心を動かされる。
昨日19日は、久しぶりに日曜らしい日曜日を過ごした。
イオンモール高崎で、大評判の「ゴジラー1.0」を興奮を交えて鑑賞。
開演前に未来書店に立ち寄り、書店近くのGODIVAの抹茶ジュースを楽しみ、開演後はフードコートで、長崎皿うどんと餃子を満喫しました。その全てが美味しい。
帰り際には屋上の駐車場から、赤城、榛名、妙義の上毛三山と雪をいだいた浅間山の絶景を遠望して、群馬にいる幸せを感じました。かって中曽根康弘氏は自宅のベランダからこの景色を眺めていたそうです。
「ふるさとの山に向かいて言ふことなし、
ふるさとの山はありがたきかな」
とても素敵な日曜日でした。
(下の写真は未来書店の広告でイーロンマスクの隣でした。感謝)
今週12日に冨岡の鬼母子神で本城寺(日蓮宗)と、14日のお十夜で龍光寺(浄土宗)のお祭りを参拝して来ました。宗派は違いますが、秋の伝統祭でともに子供の健やかな成長を祝う風物詩です。子供が大切に育てられました。
私の小さな頃は食べ物の露店が道路沿いに軒を連ね、参拝の人がぎゅうぎゅう列をなしていましたが、今は簡素な祭りになっていました。それでも小中学生で賑わい親子連れも多く見かけました。私は異邦人として、広島のお好み焼きのランチでした。
龍光寺ではお粥をいただき、焼きそばとイカゲソの夕食。寺内の中央に在る樹齢400年の銀杏のギンナンを購入し、本堂に上がり「生老病死」の人生四大苦は「南無阿弥陀仏」で救われるという講話を聞いて来ました。
講話の後は日光猿軍団の猿回しを見て、ふるさとの秋祭りを60年ぶりにそれなりに楽しんで来ました。
これで当地は冬に入ります。
謝長廷駐日代表は日本ではあまり知名度がありませんが、李登輝氏から引き継いでの知日派の重鎮になっています。表紙の写真は若いのですが77歳です。
河崎真澄元産経新聞支局長著「謝長廷と台湾と日本」―台湾民主化の闘士―ですが、最近の日本と台湾の関係を知るのに、たいへん参考になりました。また謝長廷氏をよく理解できた。
謝氏の切り込みは、外交官らしく中共の常套句をもじって、平和こそが世界の「革新的利益」ではないのかとしています。このひねりのフレーズは巧妙だと思うが、それには私のメッセージ「積極現状維持」が、必要になってきます。
この種の本ですと1日半ほどで一気読みするのですが、3日間もかかってしまった。集中力とその体力を取り戻せねば、、、
今日はほぼ1日、友人から本屋の店頭に平積みになっている情報を受けていました。
上の写真は「ジュンク堂」池袋本店で、20冊平積みしてあり、「丸善」丸の内本店で10冊平積みしてありました。 私にとり店頭で平積みという著書は初めてですので、やはり嬉しいものです。編集者は自社の今年一番のヒット本にしたいと息巻いていました。
著書は編集者の意向と作者との合作なのですね。今回はベテランの編集者に知り合えて幸運でした。
本の表題は編集者が決めましたが、「積極現状維持外交」だけは私の意向を通しました。
表紙の書かれているメッセージが、すべという本ですので、手に取りやすいかと思います。
後はどれだけの人に関心を持ってもらえるかになります。
私等の著書がやっとのこと発売になりました。発行日はそのまま10月12日なっていました。
読売新聞での広告は11月2日に、産経新聞と上毛新聞は11月中頃になります。
台湾での中国版「祈願『民主』台灣繁滎昌盛」は、12月10日になっています。私は出版時に台湾に行き、元アメリカ代表(大使)にお会いして著書を謹呈します。
さて、今日で10月も終わり、欧米では冬時間に入ります。日本との時差はさらに1時間ずれますが、季節の移り変わりに機敏な日本では、冬時間の調整は不要ですね。
And Now フランク シナトラの I did it 「 My way」を、聞きながら11月を迎えようとしています。
私はいまだにテレビのCMに出てくる女性が、みな同じに見え、男性が女性に見えてしまっています。
都内の電車に乗っていても、いまだに外国にいるような異邦人の感じでいまして、外国人を見ると一息ついています。
そして長年の体で覚えたギャプを埋めるために、サイコパスの岡田斗司夫をはじめとしたユーチューバーの論客たちを検索したり、橘玲等の本を読んでいますが、やはり溶け込むのにまだ時間がかかりそうです。
それでも、ふるさとの山々は優しく迎かい入れてくれています。山々に向かい深い深呼吸をしています。
前橋の義兄の家は兼業農家でして、今季に収穫した新米10キロ持ってきてくれました。「ゆめまつり」という銘柄で、炊き立てが美味しいという。
兼業農家といっても今では義兄の家の分だけとなっていまして、毎年、家族総出で田植えをし、稲刈りをし、精米して、親族にお裾分けしています。今年から中学1年生になった孫が、一人前に手伝ってくれたと嬉しそうに話していました。
こうして何代も続いているわけで、これって自分で育て、自分でいただくという「活る命の基本」でして、米袋を眺めているだけで、生活の詩を感じさせます。
大切にいただこうと思う。 合掌
ウクライナ vs ロシア侵略、イスラエル vs ハマステロ、インド vs 中国国境、台湾海峡危機、尖閣列島、、世界がカオスにあるなか、新宿駅に飾られたポスター「わたしたちの境界線は曖昧でいい」を、眺めると心が安まる。