かかあ天下が日本文化遺産

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IMG_0932.JPG          (初夏のパステルカラー 5/3撮影)
 ゴールデンウィークで我がふる里の世界遺産・富岡製糸場に参観者が列をなして5月3日に1万人の大台を突破し、4日には記録を更新して1万2千人を越えました。私も7月にスイスのウズナック市長をお連れして表敬訪問となっています。
 富岡にとり連日にぎわいは明治このかた初めてかと思います。これに付随して4月24日に「上州のかかあ天下」が、日本文化遺産に認定されたことが拍車をかけました。「かかあ天下」が文化遺産にされちゃあ上州男子は形なしですが、まぁこれも慣れてみればまんざらでもなく、「ひかれてる 女房のけつの 暖かさ」と密かにつぶやきながら、だからこそ上州から4人の総理大臣が出たのだと胸を張る。でも「かかあ天下」はまだ遺産でない(>_<)
 さらに4日の政府発表によりますと、ユネスコが「明治日本の産業革命遺産群」として九州を中心に8県、32の物件に世界文化遺産の登録を勧告しました。「西洋の技術が日本文化と融合し、急速に産業国家が形成された過程を時系列に示して、普遍的価値がある」としています。
 これには例によってお隣の国が、強制労働をさせた施設だと猛反対しているようですが、登録が決まりますと、富士山、富岡製糸に続き3年連続になります。地方の活性化にとてもよいことです。来年は日本国現憲法を世界遺産にして、新しい憲法を発布したいものです。
 このところ日本は勢いに乗っています。遠くなったはずの明治がここにきて急に近づきました。西洋の技術を取り入れた明治は、西洋の世界支配に対峙する東洋で最初の台頭になる重大な世界史的なできごとでした。今頃になってやっと世界から評価されてきたわけですが、外国からの評価を待つまでもなく、もっと自国に自信をもちたいものです。明治の人は偉かった。そろそろ自虐史観も世界遺産として葬り去りたいものです。

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このページは、三休が2015年5月 5日 04:47に書いた記事です。

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