チャイナタウン

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IMG_0192.jpeg 使い古された多国籍ジョークに、「この世の天国とは、日本の女性を妻に持ちイギリス風の家に住み、 中華料理を食べながら、 アメリカで給料をもらうこと。 この世の地獄とはアメリカの女性を妻に持ち 日本の小さな家に住み イギリス料理を食べながら、中国で給料をもらう」ことです。 
 実際イギリス料理の朝食はなかなか行けるが、夕食となると食指が動かない。今回のロンドン3泊も、日本の居酒屋料理、インドのボンベイ料理、中華の福建料理を食べてきました。
 ピカデリー・サーカス街近くのソーホーにチャイナタウンがあり、そこに100店舗ほどの料理店がひしめきあっています。香港が99年間英国連邦だった関係もあり、多くは広東人の中華街となっています。
イギリスのインド人は英語をネイティブとし、顔立ちも彼らに近いので英国社会に自然に溶け込んでいますが、中国人はどうしても英国社会から少し浮き上がった違和感があります。

 中秋節の祝日に合わせてチャイナタウンに出かけたら、メイン通りに大きなランタンが飾られ、たくさんの人で賑わっていました。知らない土地で美味しい中華料理店を探すコツは、店構えの良し悪しでなく、店の中をのぞいて中国人の客が多い所となります。今回探し当てた福建料理のお店も美味しかったです。海外で中華料理を食べると、相変わらずの味にたちまち「賓至如帰」(客が家に帰った如く)、お腹の底から落ち着いてしまいます。
 ここチャイタウンでは「尖閣領土問題」など、どこ吹く風でかかわりないのに、中国はこんな所の英字新聞にまで「日本は島を強盗した」との広告を打つとは、19世紀の国際センスでしてお笑い草でしかない。ここは香港の中華街でなく、イギリスのチャイナタウンなのですから、「おぬし、寄らば、切るぞ」である。


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このページは、三休が2012年10月 9日 00:10に書いた記事です。

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