週末の食事

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2.jpeg 月曜日から木曜日までは台湾系アメリカンのハウスキーパーに家庭料理を三食を作ってもらっています。しかも、出てくる料理を見れば曜日がわかるというマンネリ(それでもありがとう)。毎朝エクアドル産のバナナ一本は「朝飯前」のお決まりになっています。
 
かくして金曜から外食となり、週末もほぼ定番コースでして金曜の朝はベーグルとスクランブルエッグ、ベーコンとポテト(上記の写真)。ベーグルはユダヤ人の主食の焼もちパン。この店のベーグルは我が州で2番目に美味いと評判。ランチはペルー料理のスープと鶏肉とユッカ、またはイタリアン・サンドイッチ、夕食はお寿司。
 土曜の朝は、ダイナー・レストランでスパニッシュオムレツか、カナディアンベーコンのエッグベネデクト。ランチは韓国料理かメキシカンタコス、たまにインド料理、夕食は日本料理。
 日曜の朝はパン屋さんで焼きたてのパンと美味しいコーヒー、ランチはベトナム料理の牛肉フォー、夕食は和中華料理のチャンポン。
最近になってはまっているのが台湾名産の緑豆湯でして、懐かしい美味しさに幸せを感じています。まぁ毎週同じでも飽きますので、今週末はトルコ料理と決めています。
 それに週末の食事を挟んで、日系、中国系、韓国系のスーパーマーケットで一週間分の食糧の買い出しとなります。それぞれのスーパーで販売してる食品に得意分野があり必要に応じてハシゴ買いしています。

 こうして見ますと、私も知らぬ間にエスニックな生活をしているわけです。これがアメリカンのライフスタイルなのかと思う。それぞれが料理文化を持ち寄り、美味しければ市民権を得て、口に合わなければで消えて行くというものです。
 多くのアメリカンはキムチを知っていても、韓国が地球上のどこにあるのか知らないし、日本と中国が陸続きでつながっていると思っています。まさかと思うでしょうが、多くの日本人がブルネイやボスニアやコンゴ国がどこにあるか知らないのと同じことです。ずいぶん昔の話しになりますが、私の会社の女性社員が、ボスの母国である日本がどこにあるのか知らなくて、私の逆鱗に触れて解雇されています(ーー#)
 一般のアメリカンはその程度の認識ですから、日韓のローカルな問題を、韓国の恥部を恥とも思わず、わざわざ関係のないアメリカにまで持ち込んで騒ぐのは、実に夜郎自大の極みで、ナンセンスそのものです。グローバルの時代にローカル政治が救い難いほど立ち後れています。
 アメリカに持ち込む物はそんなつまらん物でなく、韓国料理であり、サムソンの商品や、現代の自動車です。そして、もしそれらが普遍的な価値があれば受け入れるし、なければ消えて行く、ただそれだけの事です。アメリカ文化はこうして創造されて行くわけです。

 グローバルの時代は政治ではなく文化力が勝負となります。

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このページは、三休が2013年8月 8日 23:25に書いた記事です。

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