富岡お国自慢

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DSC01690.jpeg   おカイコが 世界遺産へ 絲を引く

 春爛漫の4月も今日で終ります。今月のグッド・ニュースはなんと言いましても富岡製糸場世界文化遺産登録の勧告でした。

   
富む岡で マユが羽化して 世界へと

 私は各地の世界文化遺産を観光しては、そこに住む人たちを羨ましく思ってきましたので、我がふる里がその仲間入りできたことに感慨もひとしおでした。これから世界文化遺産のふる里として誇りある街づくりを期待したいところです。
 欲を言えば切りがないのですが、日本三大奇勝の妙義山も渓流の水源として登録リストに入れてもらいたかったです。妙義山は2000万年前の海底火山の噴火で隆起した堆積が、風化と浸食されて今の岩峰の山となりました。ちょっと中国の桂林を彷彿させてくれます。お薦めは岩壁の山岳美を見ながらの石門巡りコース、10キロ2時間の登山です。富岡製糸場の参観だけで時間をもてあます部分を補填するのに十分なものがあります。 
 妙義山と世界遺産のセット観光でして、私も4月8日に石門巡りしてから富岡製糸場に行ってきました。
ご当地の「上毛かるた」順で詠みますと、「ゆかりは古し貫先神社」から「もみじに映える妙義山」へ、それから「日本で最初の富岡製糸」でした。
 1974年の男はつらいよ「寅次郎子守唄」のオープニングで寅さんが妙義山を背景にススキが揺れる中を旅をしているシーンがあります。私もこの年から妙義を背にして旅にでました。群馬県はどうしたことか全国の魅力度ランキングで常に茨城県と栃木県と最下位を争っていますが、これで多少はランクが上がるかなと思います。

DSC01745.jpeg         (第四石門から大砲岩とゆるぎ岩を望む)

第四をくぐると五月です。それでは、みなさんもよい5月をお過ごしください。

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このページは、三休が2014年4月30日 03:11に書いた記事です。

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