満州、愛新覚羅

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5.26.jpeg           (清朝発揚の故宮殿)
 合掌
 満州国皇族、清王朝の粛親王の末娘、愛新覚羅顕キ(あいしんかくらけんき)が、5月26日に北京市の病院で死去(享年95歳)。東洋のマハタリと呼ばれた川島芳子姉と共に満州国興亡の激動の中で翻弄された人でした。戦後は日本のスパイ容疑で農村で強制労働を含め23年間も監禁されていました。

 日中国交回復後に名誉回復となり、晩年は日中関係が悪化しても親日派を自任してはばからなかったといいます。満州人のプライドと意地でもあったのでしょう。これからは沈陽の故宮殿に帰霊なされてゆっくりお休みください。
 満州国の最後の皇族が逝かれ寂しい限りです。葬儀に日本からどなたかが参列されるのだろうか。
 満州国と愛新覚羅顕キのご冥福を祈ります。     再拝

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このページは、三休が2014年5月26日 23:46に書いた記事です。

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