グリーンカード

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 今日も私ごとの雑感です。
 5日に移民局に行きグリンカード(永住権)更新の申請をしてきました。今回は2026年まで延長になります。
 移民局は私の最も苦手な役所でして、移民官の上からの横柄な態度と移民らの萎縮した姿を見ると、時には腹がたち屈辱さえ感じます。ですから私は一貫して移民ではなく渡世の客人として、投資ビザでこの国に来たという態度を崩さず、多少の経費がかかっても顧問弁護士を通して法には法の仁義を切っています。なぜ市民権(アメリカ籍)を取らないかの問いに「その必要を感じていない」と応じています。
 まぁ10年1度のことですから10本指ぜんぶの指紋を2回も採取され、メガネを外して写真を2回撮られ、まるで犯罪者扱いかのようですが、客人なのでおとなしくしています。
 受付カウンターの後ろの壁にオバマ大統領と州知事の写真が掛けられています。この写真は更新の度に代わっていて、次回は誰に代わっているのだろう。アメリカ初の黒人大統領から、今度はアメリカ初の女性大統領に代わっているかも知れない。この国はまだ若い。
 私はこの国に草鞋をぬいで長居をしすぎたようです。次の10年の間には日本に帰国していると思う。新しいグリンカードが郵送されてくるのが、1〜9ヶ月とのことですから、その頃には新しい大統領が決まっています。私は市民権がないので投票権もなく、「浅間三筋の煙の下にゃ〜生まれ故郷のある」客人には「選挙のかかわりございませんが」、ヒラリーか、特にトランプのような候補しか選べないこの国に未練はない。

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このページは、三休が2016年5月 9日 06:15に書いた記事です。

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