万葉ルネッサンス

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IMG_7988.jpeg 最近になり「古事記の宇宙」に興味がわき、その流れで週末に恩師・野島芳明著「万葉ルネッサンス」を再熟読しました。もう絶版になっていてアマゾンでも古本でしか購入できないのが残念。
 この著書を何度も読み返しているのですが、今回は聖徳太子の偉業を中心にして、その歴史背景の角度から読んでみました。そして驚いたことは、当時の国内情勢と東アジア特に中国、韓国半島との緊張関係が、今の情況と実によく似ていたことでした。地政学的な宿命なのでしょうが、読んでいてこれが1400年前の出来事とは思えませんでした。
 歴史は繰り返すとは思いませんが、歴史から学ぶとは事はできます。日本はいまルネッサンス(再生)が、必要になってきています。平成の今上天皇が譲位され新しい元号に代わり、さらに現憲法の改正がその契機になるのだろうか。果たして今の日本に聖徳太子がいるのだろうか。安倍首相はどうなのか。日本は歴史的な大きな曲がり角に差しかかっています。いまこそ聖徳太子の偉業と万葉ルネサンスの復習が必要になっています。

 

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このページは、三休が2018年8月13日 23:51に書いた記事です。

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