タイワニーズ

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71+OH2LVPhL.jpeg いま台湾に関する資料を整理中でして、私の個人的な興味なので人様にお勧めする筋合いの本でないのですが、野嶋剛著「タイワニーズ」--故郷喪失者の物語--(小学館2018年刊)を読んで見ました。表紙の顔がどうも気持が悪く読む気が萎えますので、もう少しなんとかならないものかな。
 著書は日本で名を成した在日台湾人の家系物語で、私の知らない事ばかりでしたのでたいへん勉強になりました。ここに登場しますのは、先ず「蓮舫」、「辜寛敏&リチャード?クー」、作家の「東山彰良」と「温又柔」、女優の「ジュディ?オング」と客家の「余貴美子」、551蓬莱肉マンの「羅邦強」、チッキンラーメンの「安藤百福」、歴史作家の故「陳舜人」と金儲けの神様こと「邱永漢」らの家族物語と終章の「タイワニーズ全体」で構成されていました。
 ここに出てきます名前はみな知っていましたが、彼らの精神構造と生活背景までは知りませんでした。それを台灣通の著者の力量で見事にフォーカスしていました。これには脱帽、こう上手く書かれてしまいますと、私の出る幕がありません。英語ではすでにTaiwaneseを使っていましたが、私もこれから「台湾人」でなく、カタカナ書きの「タイワニーズ」を使うことにした。このほうがしっくりする。
 今朝になって面白いことに気がつきました。「タイワニーズ」とヤマトの「大和ニーズ」が同音でした。同音の「永遠のタイワニーズ」のシーパワーで、押し寄せるレンドパワーの脅威を、籠島作戦で振り切ってもらいたい。

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このページは、三休が2019年2月11日 04:01に書いた記事です。

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