地政学から見た台湾

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500px-Taiwan_Strait.png 「台湾を制する者は、西太平洋を制す」
 ですから、アメリカは戦略的にも台湾への関与を続けている。さらに半導体王国になった台湾を、インド太平洋安全保障の盟友とみている。日本も「台湾有事は日本の有事であり、日米同盟の有事でもある」と、踏み込んでいる。
 一方、中国は武力を持ってでも台湾統一が核心的利益としています。習は台湾統一を果たすことを第3期独裁政権の公約にし、中共政権の誰もが成し得なかった偉業を達成し、毛沢東と肩を並べて皇帝になる野望を持っています。その暴挙が2024年か27年とも予想されている。
 さらには、台湾統一を足がかりに海洋進出を果たし、アメリカを東側に押しやり太平洋の半分の覇権を奪おうとしています。そうなつてくると海洋国家日本は、中国の属国になるしかないが、日本としてこれは譲れない死活問題になります。
 かくして米中関係は、武力よる平和か衝突か、双方とも戦略的に引き下がれない緊張した状況が続くことになる。

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このページは、三休が2022年11月 8日 05:38に書いた記事です。

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