戦後レジーム

| コメント(0)
 昨晩、西郷隆盛が尖閣島で切腹し日中韓の領土問題が一気に解決してしまったというとんでもない夢をみてしまった。目が覚めてからナンセンスの夢に笑ってしまった。たぶん日中韓の指導者が小粒になり大きな判断や懐の深い知恵もなく困ったものだという憂いが西郷隆盛になったのだと思う。
 日本は(大津波も含め)外圧からの危機がないとなかなか抜本的な改革が進まないようです。今は戦後レジームを超克すべき時
なのですが、いまだに古い体制にしがみついています。ここで目覚めずに惰眠を貪り続けるようなら日本はこのまま没落し、中国の「北京、南京、東京」という「日本自治区」か、アメリカのジャパン・ステイト」の属国に成り下がるでしょう。
 いま自民党、民主党も総裁選を競っています。これが民主制度です。お隣の中国は10月に最高指導者を決まるというのに、これまで一度も選挙をしたこともなく、赤いカーテンの中で激しい権力闘争を繰り返し次期最高指導者の動向が2週間も失踪していました。我々の見識では考えられないことですが、これが独裁体制というもので、両制度には大きな違いがあることを自覚しておく必要があります。
 民主と独裁は相容れないものですが、これまで「日中友好」という美名でカムフラージュしてきました。今回の一連の騒動は、「祝日中友好40周年記念」の人民による「友攻」略奪であり、その延長線上にあるのが、国家による尖閣諸島の「友攻」略奪です。「日中友好」であって「日中親善」ではありません。
 日本列島をとりまく国際環境は、中国の共産独裁、韓国の反日、北朝鮮のミサイル、ロシアの南下は、明らかに脅威の外圧となっています。こうした国際環境の中に置かれ、日本は自らを変えずに相手国の変化を待つことは極めて危険です。
 先ずは日本が変わらなければなりません。国家の建て直し日本が本来の日本を取り戻すことです。67年間も続いていてきた戦後レジーム(占領デモクラシー体制)からの脱却です。
憲法の改正、経済を建て直し、国防を強化し、教育改革を施行となります。
 これは団塊の世代が改革して、新しい日本を次の世代に受け渡すべき国事でした。私は今日までこの志を持ち続けてきました。右翼でも左翼思想でもなく、強いていえば日本原理主義者なのかと思います。
 私は戦後体制の指導者を信用せず、団塊世代がリーダーの中核になれば、戦後レジームの脱却に手をつけるだろうと期待してきました。それが鳩山ー菅で見事なまでに裏切られ、我々団塊の世代も戦後体制の中にどっぷり浸かって育ってきたことに愕然としました。これでは脱却などできるわけだない。

 
そんな事で、団塊の世代が成し得なかった平成維新を、安倍晋三氏、石破茂氏、橋下徹氏など、次の世代に期待をつないでいるところです。戦後レジームの超克は待ったなしになっています。

コメントする

月別 アーカイブ

この記事について

このページは、三休が2012年9月21日 02:22に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「iPhone 5」です。

次の記事は「日本晴れ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。