風が吹けばマスクが儲かる

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 昨日は午後から気温が急に15度まで上がり、生ぬるい不快指数も上昇。2月なのに15度とは温度計が壊れているのかと思ってしまった。
 気温の急上昇ためか、夜半から狂風が吹き荒れ、大雨の嵐となり朝にかけて2度の停電、「花に嵐のたとえもあるが」、いったいこれどうなっているのだろう(やはり各地で大きな竜巻が発生していた)。
 狂風の音を聞きながらまたして北京の濃霧のことを考えてしまった。濃霧警報は風が吹けば解除というが、これって解消ではない、その風はどこに飛んで行くのだろうか。
 北京ではいまマスクと清浄機が飛ぶ様に売れていているというが、これも応急策であり解決策でない。

 GDPが世界第2位であろうと、そこに人が住めない様なら、それが何だというのだ。人が住めないような都市に立派な摩天楼がそびえようと、それがどれほどの意味があるのか。恥であってもけして豊かではない。
 この有害濃霧ってもしかすると、今の中国人の心の現れなのかも知れない。警報は中国人の心になされているかのようです。

 早いもので2月に入る。どうぞよい2月をお過ごしください。

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このページは、三休が2013年1月31日 22:43に書いた記事です。

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