韓国・反面鏡師

| コメント(0)
DSC01394.jpeg          (晴れ上がる八ヶ岳からの展望、5/7青木氏撮)
 1990年頃から「朝鮮日報」のサイトを読んでいます。ここ数年は辟易しながらも我慢して目を通し、鏡に逆反射して違った角度から日本が映しだされるのを参考にしています。

 韓国のマスコミが「親中反日」を、世論に煽りに煽って政府をつきあげ、政府もそのポピュリズムに乗って国策を遂行し、中国の属国化へ、そして民族の滅亡化に陥って行く様は、つい数年前の日本の状況とオーバーラップしてきます。
 日本のマスコミが世論を煽りに煽って民主党政権を誕生させ、米中等距離三角外交とやらで日米関係をおかしくし、沖縄問題をめちゃくちゃにしました。もし今でも民主党が主導していれば、中国が提唱するアジア開発銀行(AIIB)の招集に真っ先に手をあげて海洋国家の国策を誤り中国への属国化を加速させたことと思います。日本も韓国と同じ事をやっていたわけで、思ってみただけで背筋が寒くなります。桑原桑原、危ないところでした。
 さらに鏡の逆光から映し出されるのは、中国の文化工作組による韓国マスコミとそれに連動した世論への浸透ぶりです。ここにきてさすがに韓国の論調が変ってきましたが、そうとう深くもまで食い込んでいたようです。おそらく対日工作もそうとう深くまで入り込んでいたことが、鏡からの反射で推察できます。
  先の安倍首相の「希望の同盟」で、日本の方針を明確にし、日米安保をさらに強化するメッセージを発信したことで、東アジア情勢の展望はとりあえず晴れ間がみえて仕切り直しになりました。仕切り直しとは立ち合い前の緊張した身構えです。さて次は8月15日なのかな、、

   研ぎなほす 鏡も清し 雪の花 (芭蕉)

コメントする

月別 アーカイブ

この記事について

このページは、三休が2015年5月11日 04:56に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「嫌韓→呆韓→憐韓へ」です。

次の記事は「中国ニヒリズム」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。