我が家の内輪話

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51oSOUgEUnL._AC_US300_QL65_.jpeg 先日の帰省の折に友人がまたして曽野綾子氏の本を用意してくれていました。三浦朱門(90歳)&曽野綾子(85歳)老夫婦による交換エッセー「我が家の内輪話」(世界文化社刊)でした。
 出版企画は意味がありますが、私はもとより人様の家の内輪話など興味がないので読む気もしないまま受け取りました。でも、友人の薦めでもあり、それに私が尊敬してきた日本を代表する教養人ですので、夫婦生活63年の歩みに祝福と敬意を表し拝読することにしました。
 老夫婦が死を見つめながらの枯れた人生回顧論、お互いが人格を尊重し合い、かつ「夫婦の交わり淡きこと水の如し」間の取り方はいい感じでした。夫婦の間はこうありたいものです。私はこの内輪話で両氏とはご無沙汰になるだろうと思うが、末永い健康長寿と活躍を祈りたい。
 内輪話ついでに「岸信介最後の回想」ー生誕120周年に公開される談話録ー(勉誠出版)まで読んでしまった。こちら岸家の内輪話はいまだに生臭くて面白い。安倍首相の宿命までわかってきます。
 さてもう一つ(興味がないと思いますが)「我が家の内輪話」です。
 8月26日、27日、28日に、我が家の婿殿がモンブランの山裾をフランス、イタリー、スイスの国境をまたぎ170キロのウルトラト・トライアルレースに挑戦し、44時間かけて完走しました。
 我が家の「猫ひろし」スタート時に日の丸と一番の[ 一●番 ]鉢巻きをしめた写真が送られてきました。まったく誉める言葉も、あきれた言葉もみつからず、ただただ信じられぬと頭を左右にふるだけでした。
 かくして頭をふりふり8月を完走です。9月もよい月にして行きましょう。

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このページは、三休が2016年8月31日 00:10に書いた記事です。

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