サイレンス・沈黙

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image.jpeg 春節で台南に向かう。台南までかれこれ20時間となる。道中の楽しみは機上でのJAL映画館。
 今回は1月の往きに新作を4本、2月の復路で新作を4本を見られることになる。最近ハリウッドは駄作が多く期待外れで3本しかみない時もあるが。
 今回のフライトで楽しみにしているのは、日本でも上映中の遠藤周作原作「サイレンス」です;
 「神の愛は私たちが想像するより遥かに深いものであり、けして沈黙してはおられない。すべての人の苦しみに常に寄り添い、さまざまな道を示し続けておられる。だから生きて活きて生き抜け」。
 「苦しみ苦しんで最後に『踏み絵』に足を掛ける瞬間、イエスが優しく『踏むが良い』」というシーンを見てみたい。
 やはり「沈黙」が遠藤周作氏の代表作。私はアメリカで遠藤氏の講演を拝聴しました。この時も「沈黙」が主題で、隠れキリスタンの話しでした。そして講演の締めが、「この隠れキリスタン教会の頭上に原子爆弾が落ちました」と、沈黙のうちに痛烈な文明批判をしていました。
 もし、機上での上映がまだなら、日本でなんとか時間を工面して見てきたいものです。さてどうなることか。

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このページは、三休が2017年1月25日 03:26に書いた記事です。

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