心を磨く

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61clwpDgt8L.jpeg アマゾンで予約購読した2冊目、中村天風講演録「心を磨く」(PHP刊)が、6日に配送されさっそく読み終えました。
 この講演録は「心を磨く」CD全七巻14枚(3万円)を、編集し書籍化(1950円)したもので、手頃な価格でよく整理されていました。ひさびさの講演録出版です。
 「秘蔵の天風座談」といいますが、私は知人から秘蔵カセットをいくつかいただいて拝聴していました。しかし、しみじみ私は活字人間だと思うのは、書籍の方がより心に響いてきました(細かな感想はエッセーに書きました)。
 著書は主に心の問題について書かれていまして、情報過多の世の中になにを今さら「こころ」など悠調なことをと思うのですが、どこまでも「こころ」を扱っています。物理学でいう基礎研究、浮き世の北の山桜です。
 でも、ここで面白いことを言っていますのは、肉体だけでなく時には心をドッグ入りして健康心断を勧めしていることです。心の基本に立ち返り自己否定をしないで「自分は尊い人間だ」と進んで自己を肯定し、光明が燦然と輝く人間になってくださいと諭しています。
 「こういう人間が、たった一人、多くの人間の中に入って行くと、多くの迷っている人間や苦しんでいる人間、みんなその一人の光明を持っている人間の近くにフ〜ッと、美化、善化されちまう」としています。
 とりあえず、頭の光明な百田尚樹のような、光る者のなかで輝く人なのでしょう。来週は予約購読の3冊目、平成の締めくくりの著書、百田尚樹著「日本国紀」が届くことになっています。さてさて、お楽しみはこれからです。

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このページは、三休が2018年11月10日 01:39に書いた記事です。

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