スマホ脳パラダイムシフト

| コメント(0) | トラックバック(0)

 昨日のブログで「IT業界グローバリズム」を書きましたところ、同日に知人のJoseph森田元教授、経営コンサルタントからシンクロしたように以下のメールをいただき、参考として掲載しました。
 アナログ経営者にとり、P.F.ドラッカーの経営論は聖書のようなものでしたが、デジタル世代の経営者には、古き理論となり読まれていないようです。
_______________________
スマホ脳
何もかもが IT 中心の世の中になり、全ての社会の仕組みがコンピュータによって振り回されています。
これは世界全体のパラダイムシフトで、従来の人間の育んできた社会通念、倫理観、価値観、家族関係などは、根底から覆されています。
われわれの時代に全身に染み付いたこれらの基本的な理念は、少しぐらいの努力や修正を加えたところで、新しいパラダイムに本質的に受け入れられることはまず難しいのではないでしょうか。
仮に、われわれが世代の人間が「スマホ」を使いこなし、外見的には「スマホ脳」を体得しているように見えても、そもそもパラダイムが異なるということは、物事の本質を把握する方法や物事それ自体の優先順位が根本から異なっていますから、同一の合理性を求めて行動することは困難でしょう。
「スマホ脳」なるものは、IT を基本としたパラダイムシフトの中から必然的に発生したものであります。幼少の頃から脳の中に IT の DNA が住みついている世代と太刀打ちはできません。

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.tempu-online.com/mt/mt-tb.cgi/843

コメントする

月別 アーカイブ

この記事について

このページは、三休が2021年3月28日 09:29に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「ITグローバリズム」です。

次の記事は「日本国史の源流」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。