日本の高校生

| コメント(0) | トラックバック(0)

 時差と体調の調整をしていたら10月も6日になってしまった。
 日本で上野駅からホテルに向かう途中で、5段の階段を左に折り返して15段ほどの階段があります。
 トラベルキャリーケースを持って先ず5段を上った所で、手が滑り下まで転がり落としてしまった。そこえすれ違った白ワイシャツに黒ズボン高校生がすかさず拾い上げてくれた。
 その後で私を正視し、ハッキリした声で「上までお持ちしましょうか?」と、キャリーケースを軽々と持ち上げて上まで運んでくれた。
 私が「どうも有り難う」と、お礼を言う間もなく下に駆け下りて行った。その爽やかな後ろ姿に己の齢と日本の未来を感じてしまった。
 日本の高校生もまんざら捨てたものでない。我々はこうした若者のために夢のある明日にしなければならないことを痛感した一瞬でした。
 「この世の中を、私の生まれたときよりは少しなりともよくして逝こうじゃないか」(内村鑑三)

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.tempu-online.com/mt/mt-tb.cgi/911

コメントする

月別 アーカイブ

この記事について

このページは、三休が2021年10月 7日 02:55に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「鹿島神宮VS諏訪大社」です。

次の記事は「律儀な日本人」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。