歎異抄に学ぶ

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IMG_5392.jpg 伊勢から帰るとアパートの郵便受けに親鸞の「歎異抄に学ぶ」のチラシが入っていた。
「鎌倉時代から伝わる永遠の名著そこには最も知りたい『なぜ生きる』の答えが明示されています」とあった。
 どうやら宗教団体でなく純に「歎異抄に学ぶ愛好会」のようでしたので、講演会に行って来ました。
 講演は著書の内容にそって進められたが「歎異抄」を、これほど真摯に読まれている人がいることに感動しました。
 著者は「歎異抄」を深く修得実践し、それを実にやさしく噛み砕いて説かれ「南無阿弥陀仏」の六文字で、現世も死後も救われるとありましたが、講演ではそこまで言及しませんでした。後はあなた任せという控えめの余韻が心地よいものでした。
 私の母も毎朝仏壇に向かい、私の外地での無謬息災を願い「南無阿弥陀仏」を、念じてくれていましたので、講演を聴きながら母の合掌する姿を偲んでいました。
 「南無阿弥陀仏」合掌

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このページは、三休が2023年3月16日 11:13に書いた記事です。

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