スイス(2)

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7:2.jpg チューリッヒのエアポートに着いて出口に移動するモノレールの中で牛の「モ〜」という鳴き声と、首につけている「カラン〜カラ〜ン」と鐘の音が聞こえてくる。旅行者にいよいよスイスに来たなと感じさせ、スイス人にはやっと故郷に帰ってきたなと思わせる。
 実はスイスの山間に見える酪農と教会を中心にした農村風景は、政府の冷静な頭脳と緻密な計画と補助金、そして国民の合意による観光資源とは驚かされる。美しい自然、山肌にいる牛たち、郷愁を感じさせる農村風景、すべてが国策というのだから感心してしまう。
 そしてアルプスの山を、次から次にくり抜いた長いトンネルまたトンネル、ついには2016年に青函トンネルを抜き世界一長い57メートルを貫通させている。
 この国民の原動力は急峻な山道で鍛え抜かれた持久力と粗食でも生き抜く「人間力」の賜物で、世界の中でも群を抜いている。しかも、ホテルや家々の建物や家具の資材は、すべて高品質で設計されていて誤魔化しがない。これらすべてが、スイスの国民性によるものだろう。学べき所が多々あります。

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このページは、三休が2022年7月 4日 05:07に書いた記事です。

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