ITデジタル維新

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8:27.jpg 台湾のデジタル社会は、日本より5年先を行っていると思うが、識者によると韓国も5年先を行っているとのことで、金敬哲著「韓国、ー超ネット社会の闇ー」2022年7月出版を読んでみました。
 私はここ数年の間、韓国にまったく冷めてしまいニュースを追っていませんでしたが、デジタル社会が相当浸透しているとのことで無視するわけにも行かなくなりました。
 2020年の調査で韓国人がネットに割く時間は人生のおよそ34年となり、アメリカ人の21年、日本の11年に比べてダントツになっています。その結果としてアカデミー賞「パラサイト半地下の家族」、「Line」、「イカゲーム」、 BTSを始めとし、K-POP、韓国ドラマ、韓国アニメなどが世界を席巻していますのも偶然ではないようです。面白いことにデジタルネイティブの20代は反日より反中の方がより強いようです。
 もう反日、嫌韓などの政治的次元だけでは、今の韓国を理解できなくなってきています。ITデジタル、SNSの動きの方がより重要になってきています。韓国はすでにコロナ後のデジタル社会へ明確にパラダイムシフトしています。
 日本はいつまでも花園の平和の中で惰眠を貪ることなく、早急なデジタル維新を推し進めなければと思う次第です。 

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このページは、三休が2022年8月29日 01:14に書いた記事です。

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