ベルリンの壁

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9:1.jpg ソ連邦を崩壊させ、米ソ冷戦時代に幕をおろし、ノーベル平和賞を受賞したゴルバチェフ元ソ連大統領は偉大な人でした。彼とレーガン元アメリカ大統領との会談は、国際舞台における東西の千両役者そのものでした。
 これがやがてベルリンの壁崩壊につながり、その時プーチンは東ドイツ内でスパイ活動をしていて、目の前でソ連邦崩壊の屈辱を味わっていました。偉大なるソ連邦の壊滅がプーチンのトラウマになったようです。そして「ソ連邦復興の夢」追いが今のロシアの姿です。
 一方、私は習近平が実権を握った当初、中国のゴルバチェフになるのではと淡い期待をしたが、すぐに階級闘争しか知らない愚帝ぶりを露程してしまった。
 中国百年の過去の屈辱から「偉大なる中華の夢」をぶち上げ、兄貴プーチンと弟のキンペイが、2人して歴史の流れに竿をさして逆行している姿が今です。またこの愚帝に国家主席三選を許すという中共全体が痙攣状態です。まぁ反習派からは「中共崩壊の加速師」と言われてもいますが。
 怨念や憎しみからの国家建設など、ユーラシア大陸の砂上の夢でしかない。哀れなものです。

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このページは、三休が2022年9月 2日 10:02に書いた記事です。

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